私立小学校受験倍率 ランキング
以前にも記載していますが、最近雑誌やYouTubeなどでもこの表がほぼ用いられているので、再度掲載しました。
私立小学校を詳しく調べている人ならわかっていると思いますが、この表に何かトリックがあることお気づきでしょうか?
実は倍率の基準になっている合格者数
これは実際の繰り上げ合格まで含めた合格者なのか
募集定員なのか、によります。
上記10位以内で繰り上げ合格者を含んでいるのは洗足学園、農大稲花、早稲田実業の三校のみです。
ランキングにするなら、その元になる数値を一緒にしなければならないはずなんですが、、
もし洗足学園、農大稲花、早稲田実業を他と同じく募集定員とするなら、それそれ分母は洗足学園50 農大稲花72 早稲田実業108 なので、それぞれ倍率は洗足学園13.4倍
農大稲花12.2倍 早稲田実業10.6倍
よって本来なら
1位 洗足学園13.4
2位 慶応横浜13.2
3位 農大稲花12.2
4位 東洋英和11.7
5位 慶応幼稚舎10.6 早稲田実業10.6
となるはずです。
別の話ですが、
ある大学受験塾
在籍生徒数80名 早慶合格者64名! 合格率80%!
10人の生徒が6学部受かっていたら、、
実際は80名いて、10名しかうかっていない。
そう、数字のトリックはいつもちゃんと考えないとだめですね。
しかし、早実。
受験者数や繰り上げ合格者まで、きちんと情報公開
実は早稲田大学もそうなんです。私立大学では非公開のところも多い。
国立大学は同じ、きちんと公表しています。
去華就実 見た目や数値で虚栄をはらず、中身をしっかりと!
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