小学校選び
ある雑誌でこのようなテーマの記事が載っていました。私立小学校の家庭の世帯年収は1200万以上がほとんどとのこと、最近ではそこには共働きのいわゆるパワーカップルの参戦があり受験層も変わってるとのこと。
その記事を参考に私見を交えながら書きたいと思います。
まず大きく小学校を選択する目的が4つに分かれます。
①環境目的
特に名門女子校に多いのですが、伝統のある学校で、家柄などしっかりとした周りの環境の元、礼儀と教養をしっかり身に着けてほしいという目的
例)白百合、東洋英和、雙葉、学習院
②安定目的
名門大学付属で大学までの一貫教育の中で受験の勉強以外の時間を費やしてほしいとう目的
慶応横浜初等部、早稲田実業初等部
③進学目的
将来は医学部、東京大学へ。
そのため難関の中学受験あるいは付属の中学や高校 から外部受験に強い
小学校を選ぶ
洗足学園、国立学園、
④探求型の教育や英語教育を重視型
いわゆるグローバルな視点からSTEAM教育を目的とする新しいタイプの学校
農大稲花 昭和女子大付属
すべての小学校がきっちりどこかに分類されるわけではありません。
たとえば最近人気の農大稲花は③+④ 学習院や青山学院初等部は①+②
慶応横浜。②は言うまでもなく④も当てはまる要素多く、人気なのでしょうし、慶応幼稚舎は④の要素は少ないが、①の要素が強いです
ただ①~④のどれに重きを置くかで志望校が変わってくると思います。
この点もちろん、贅沢にいえばすべて兼ね備えている学校が魅力的ではあります。
ですのでご家庭でどこを優先順位にするかを考えるのが大事だと思います。
いわゆる以前からの伝統的な富裕層は①②、最近のパワーカップルは③④を重視する傾向があるようです。
我が家はというと
英語はみにつけてほしい、なので2,3歳時にインターナショナルスクールも一瞬考えました。
しかし
①海外の環境の中で育てても生きていくのは日本なので、やはり日本人的な感覚は大事にしたいとおもったこと。
②またインターナショナルスクールでなくても、英語は十分に身につけられる機会は豊富にあること
③AIなどの自動翻訳が進歩、さらに小学校から英語教育される家庭が多くなっている昨今で、英語のみできてもアドヴァンテージにならないこと早い段階からインターは選択肢から外れました。
うちの家庭の重要度は5段階で
①安定 5
⓶探求・英語 4
③環境 4
④進学 3
くらいの感じでした。
ちなみに皆さん英国ウスターシャ州マルバーンに本拠地を置くボーディングスクール、Malvern College(マルバーン・カレッジ)が、2023年9月にMalvern College Tokyo (マルバーン・カレッジ東京)を多摩地域に開校したのをしっていますか?
国分寺駅から徒歩15分に位置し、東京で初めて初等部から高等部まで一貫したイギリス式の国際バカロレア(IB)プログラムを提供する学校です。
こういった学校(学費はとんでもない額)ですが一部の富裕層には人気があるようですが、ある記事によると、両親ともに日本人で海外歴もない純ジャパが通学してその海外の環境下で過ごしても将来日本の社会の中で生きていくときにどうなのか?と富裕層家庭でも意見が分かれるようです。
早実と同じ、国分寺駅なのでバスや電車で乗り合わせますが、そこに通う日本人の子どもたちが、携帯を片手に見ながらヘッドフォン、ガムを噛みながら通学。かっこいい、自由だ!と思うか、欧米か!! と突っ込みたくなるか、家庭の価値観によると思います。