早稲田大学の勢いは止まらない。
進学校の先生方に「地理的距離、親の年収、偏差値など関係なく、勧めたい大学はどこか?」というアンケートを実施したら、興味深い結果だったので共有します。
条件としては、「日本のすべての大学に学費や偏差値を気にせず入れて、さらに家の近くにあると仮定した場合、どの大学を勧めたいか」というもの。こうなると、普通は東大が圧倒的1位になると思いませんか?(ちなみに私個人としては、どこでも入れるなら京大を選びます。自由で気楽な校風が魅力的ですから!)
しかし、このアンケートでは驚くべき結果が! なんと、早稲田大学が東大を抑えて2年連続で1位だったんです。それまではずっと東大がトップだったそうですが…。地方の生徒にとっては、通常、地元国立大学や旧帝大が「学費の安さ」や「距離の近さ」で選ばれる傾向があります。それが、学費も距離も気にしなくていいという条件下では、早慶(早稲田・慶應)が一気に人気を集めるというのは納得できます。でも、早稲田が東大を上回るというのは本当に意外ですよね。
改革の進む早稲田大学は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの人気校。東大の学費が将来的にさらに高くなることを考えると、いずれ早稲田が東大と肩を並べる日が来るかも?
ちなみに、中国の教育熱心な富裕層家庭では「北京大学・東京大学・早稲田大学」が目標とされる「御三家」なんだとか。興味深いですよね!