小学校受験の塾は大手?個人?どちらも経験したので特徴まとめ
こんにちは、藤井華と申します。
お受験(2024年私立小入学)を終えた今、
「自分がこんな情報が欲しかったな」と思う事柄を、
ポツポツと書いていきたいと思います。
(特に超難関小学校を通ったとか、全勝とか、
いわゆる「すごい結果」は残せた人ではございません 笑)
根拠が薄い話が中心ですが、
今日も頑張っている、どこかのお母様の息抜きになれば幸いです。
さて、本日は塾選びがテーマです。
(ですので、現在年中のお子さんがいるママさん向けかもしれません)
小学校受験をするとなると、一部のご家庭を除けば
いわゆる「お受験塾」「幼児教室」と呼ばれる専門の教室に通うのが一般的ですよね。
我が家は色々ございまして(いつか書くかもしれません)、
大手→個人と転塾したので、
あくまで個人の感想にはなりますが、
その経験を基に、それぞれの長所・短所を書いていきたいと思います。
通わせてみて思う、大手の小学校受験専門の塾・幼児教室(集団)の長所・短所
お受験を考えたご家庭が一番に門を叩くであろう、
大手のお受験塾からお話ししますね。
(エリアに何箇所か教室があり、一教室が20人以上があるタイプをイメージして今す)
私が娘を実際に通わせてみて思ったことですので、全ての方に当てはまるわけではないと思いますが…
大手幼児教室・小学校受験塾のメリット
「小学校受験」の一般的な知識や姿勢が親も身に付く
カリキュラムや教材への安心感
本番さながらに、「たくさんの知らない子どもに囲まれて」お勉強することに慣れることができる
同じ志望校の母親同士で知り合いになれる
多くの場合アクセスが良く、送迎しやすい
少し補足していきます。
①は、「自分も小学校受験をした」「ずっと地元に住んでいる」「小学校受験についてなんでも話してくれる友人がいる」といった方には無関係かなと思います。
が、私はどれにも当てはまらなかったので(苦笑)、
大手の情報力にはとても助けられました!
学校名、科目、難易度、やはり「情報は大手」です。
④に関しては、合否があるイベントなので難しいところですが、
いざ私立小に入学すると、
入学式時点でお母様方のグループができています。
これは、上のお子さんの繋がりもありますが、
「幼児教室繋がり」というグループも多いんです。
この現象の「良い・悪い・必要・不要」の判断は難しいところですが、
事実ではあるので置いておきます。笑
次は、デメリットの方をお話ししますね。
大手幼児教室・小学校受験塾のデメリット
費用が高額になる
お子さんの性格によっては本当に合わない
一人一人に完全に寄り添った指導は難しい
先生によって、指導内容や方針に差があるときもあり、振り替えたときに混乱する
周囲のお母様たちと自分を比べてしまうので、疲れやすい
こちらも補足を。
①は言わずもがな。
通常の講座も個人塾に比べれば高額になりがちで、
加えて、模試・志望校別・単元別・面接…ありとあらゆるオプションが怒涛のように押し寄せてきます。
直前期に月2〜30万円とかは、珍しくない印象でした。
②は学年のスタート時に、よく見かけました。
合わない子には、本当に合わないんです。(その子や親さんが良い・悪いの話では決してありません)
知り合いではなかったけれど、とあるお母さまが悲しげな顔で入室も叶わず、泣き叫ぶ我が子を抱っこして帰宅していく姿。
今でも覚えていますし、胸が痛みます。
④は振替をして初めて気づいたことなのですが、
先生によって指導内容や雰囲気が全く違うこともあります。
「A先生の体験授業に惹かれて入塾したけど、A先生の曜日は都合で取れず、B先生にしたら、イメージと違った…。」
なんてこともありますので、ご注意を。
⑤は個人差がありますが、
小学校受験は長期戦&お母様のメンタルも重要なので、
無視できないポイントかもしれません。
「周りと自分を比較しがち」という方は、
待合室に長くいないようお迎え時間を調整したり、こっそりと自己防衛をするのがオススメですよ。
さて、次は個人塾のお話に移りますね。
通わせてみて思う、大手の小学校受験専門の塾・幼児教室(集団)の長所・短所
我が家がいわゆる「個人塾」に転塾したのは、受験本番の4ヶ月前(!)。
こちらを最初に選択される方は少ないのかな?とは思いつつ、私なりに感じたことを書いていきますね。
個人、もしくは家族で経営されていて、
一つの授業の生徒が5人以下、数人の先生が働いていらっしゃる…
そんなお受験塾をイメージして書いております。
個人経営の幼児教室・小学校受験塾のメリット
子どもに合ったスピード・指導方法が叶う
母親にも「ひとりひとり」向かい合ってくれる。
費用がリーズナブル
振替・休みにフレキシブルに対応してくれることが多い
狭く深い情報を持っているケースがある
①は一番の魅力ですね!
分からないから置いてけぼりになることも、
大人しいからほったらかしになることもなく、丁寧に見ていただけた印象です。
②は「必要?」と思われるかもしれませんが、
お母さまのタイプ・環境によっては相当重要です!
周りに相談できる方がいない状況での「お受験」は相当辛いので、
「誰かにゆっくり話を聞いてもらえる」というのは大切だと思いますよ。
③は、もう、絶句しました。笑
⑤は、100%ではないのですが
「お教室の卒業生が小学校入学後も、塾に通い続けている」
「先生のお子さんが、自分の子どもの志望校に通っている」
といったケースもあるので、
ディープなお話をしていただけることもあるようです。
個人経営の幼児教室・小学校受験塾のデメリット
事務能力が弱いところもある
受験本番に似た環境を体験しづらい
志望校が同じ子どもがいると、合否が分かれた時の気まずさがすごい
交通の便が良くない場所にあるケースも多く、送迎が負担になる
先生の人数が限られてくるので、「お友だちと合わない」ときの選択肢が限られる
①は、本当にお教室によりけりだとは思うんですが、
合格速報!として名前が教室内に掲載されたり、
お教室が小さいので、面談の内容が聞こえてきてしまったり、
来月のスケジュールがギリギリまで出てこなかったり…
「事務の正確さ」「個人情報保護の姿勢」に関しては、大手に軍配が上がると思います。
②は生徒さんの人数が少ないからこそのデメリット。
ただ、ここは外部の模試や小学校のイベントに参加することで、
少し解消することもできますよ。
⑤は、稀なケースですが
「どうしても◎◎さんと別の授業がいい!」となった場合ですよね。
大手なら曜日の振替で一旦しのげるとは思うんですが、
個人塾となると、調整が難しくなってきます。
最後は、
私なりの「小学校受験の塾選びについてのアドバイス」を書いていきたいと思いますが、
照れくさいので有料にさせてください。
「大手・小規模のどちらが勝ち!」「このタイプはこっち!」といったことは書いておりませんので、
その類の結論は期待しないでくださいね 笑
まずはこちらで〆させてください。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
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