TBSがジャニーズ事務所への過去の忖度を事実上認める

TBSが、ジャニーズ事務所との関係性について調査を行い、その結果を「報道特集」で詳しく報じました。

番組では、以下の3つの点に焦点を当てて調査を行いました。

1. 週刊文春の報道やジャニー喜多川氏の事故報道など、過去の報道に関する問題点:

   • ジャニー喜多川氏の性加害に関する週刊文春の報道を「週刊誌ネタ」と捉え、ニュースとして取り上げなかったこと。

   • ジャニー喜多川氏の事故報道を放送しなかったこと。

   • 当時の社員は、これらの判断に「忖度」があったと感じていると証言しました。

2. ジャニーズ事務所とTBSの関わり方:

   • キャスティングなどで、ジャニーズ事務所からの圧力を感じた社員もいたことが明らかになりました。

   • ジャニーズ事務所のタレントは視聴率が取れるため、番組の編成に影響を与えていた可能性が指摘されています。

3. 今後の関わり方:

   • ジャニーズ事務所との関係を見直し、より公正な報道体制を築く必要があるとの意見が多く聞かれました。

   • タレントのエージェント契約の広がりなどを期待する声も上がっています。

番組キャストのコメント

• 村瀬健介キャスター: ジャニーズ事務所との仕事は「面倒」と感じている社員が多いと告白。

• 膳場貴子キャスター: ジャニーズ事務所だけでなく、エンタメ業界全体に存在する力関係に基づいた問題だと指摘。

今回の報道を受けて

今回のTBSの報道は、ジャニーズ事務所の問題だけでなく、テレビ業界全体の報道姿勢に大きな影響を与える可能性があります。
今後、各メディアは、より厳格な姿勢で報道に臨むことが求められるでしょう。