『京大変人講座 常識を飛び越えると、何かが見えてくる』酒井 敏 小木曽 哲 山内 裕 那須 耕介 川上 浩司 神川 龍馬 山極 寿一 越前屋 俵太 著を読みました

p84より
 作法はある。しかし「ある」というと、「ない」と言われてしまう。
 これは「二重否定」なのです。「作法」とは非常にややこしく、わからないことが大事なのです。ひと握りにしかわからないからこそ、作法に価値が生まれます。

『京大変人講座 常識を飛び越えると、何かが見えてくる』2019年 三笠書房 酒井 敏 小木曽 哲 山内 裕 那須 耕介 川上 浩司 神川 龍馬 山極 寿一 越前屋 俵太 著

 京都大学で、変人講座という名前で色々な先生の一般講義をしているそうなのですが、それからの一コマ。

 怖い顔してる寿司屋の親父がなぜサービスになるのか、という問いに対して、わからないことが大事なのだと解き明かすお話でした。
確かに、ナゾ作法、多い方が高価なのは不思議だったのですが、そういうことか!と思いました。
つまり、そんなナゾ作法ぶっ飛ばして、言いたい事言って美味しく食べて作法を壊したほうがいいのね!
その場合、お金を払ってたとしても出ていけという権利はお店にありますね。
二重否定みたいなのを意図せず作法するの、多い気がいたします。

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