『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』花田菜々子 著を読みました
p151より
何にしても、Xという世界からはみ出しても、まるでXの中にいるみたいなやり方で勝手に気楽に仲良くなっていいのだ、と教えてくれたようで心強かった。Xのルールを外でも適用していいなら、世界は「この人とお話したい」ボタンを押したい人でいっぱいだ。
まるっきりタイトル通りですが、出会い系のXというサイトで1年間出会ったヒトに似合いそうな本をオススメする活動をしていた、ヴィレッジヴァンガードの店長をしていた方のお話。
パートナーとの関係、職場の閉塞感、そういう辛さをぶっ飛ばす新しい活動、の3本立てで話が進み、とてもスルスルと読めました。
関係あるような、ないようなですが、ヴィレッジヴァンガードは、高校から大学の頃にとてもお世話になった本屋さんだったので、そう!やっぱり!てなりました。
引用は、Xで出会い倒すと色んな別の事が起こり始めた頃のお話。
社会的なコミュニケーションの方法を教えてもらってないのでびっくりしますが、世界は意外と優しく出来てて、お話をちゃんとしてもいいですかとコンタクトを取ると、お話してくれたりするのです。
驚愕します。