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『男らしさの終焉』グレイソン・ペリー 著 小磯洋光 翻訳を読みました

p54より
 彼らは無数の特権が与えられていたことに気がついていない。だから彼らからすると、フェミニズムは対等になることを求めているのではなく、男性のアイデンティティの核を攻撃しているように見えるのだ。

『男らしさの終焉』2019年 フィルムアート社 グレイソン・ペリー 著 

 イギリスの芸術家であり、トランスベスタイトでも有名な方が、男性性とされる事が現在ではミスマッチしていて、特権を持っているはずの男性自身に害になっているよね、というお話でした。
お話をポイントをとるゲームとして他者を攻撃するのではなく、自己開示をしたら人生が楽しくなるよ、と。
イギリスでも日本と同じように、自分について話さないのですね。

 引用は、男性が怒っている事について。
自分が当たるかもしれない幸せの権利を剥奪されているということのようでした。
イギリスでもフェミニズムは一部男性に受けが悪いようです。
日本よりかはマシそうですが。
いつ自分が特権を持っているハズだと思い込むのでしょうか。
とてととても不思議です。


…『男らしさの終焉』2019年 フィルムアート社 グレイソン・ペリー 著 

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