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【怖い話】八木山橋であった怖い話

「八木山橋の電話BOX」

たまにはこんな話を。
これ、実際にあった話なんですよ。聞いたのは、ある運送会社のドライバーだった男性からなんですけどね。仮にその人を“佐藤さん”としましょうか。彼が体験した話です。

佐藤さんは運送会社で夜間配送の仕事をしているんですけど、八木山橋って知ってますか?宮城県にあるあの有名な“心霊スポット”です。そこの道路を通るたび、ちょっと気味が悪いなとは思ってたそうなんですが、仕事だからしょうがない、と割り切って走ってたんです。

その日も夜遅くの配送。深夜2時を過ぎた頃だったそうです。車は街から離れて、八木山橋へと差し掛かりました。すると……妙なことに気づいたんです。

「あれ……電話BOXなんてあったっけ?」

橋の入り口のすぐそばに、ぽつんと明かりのついた公衆電話BOXが立っている。佐藤さんは、今まで何度もこの道を通ってたのに、そんなもの見た覚えがない。

「工事か何かで急に設置されたのかな……」

妙だなと思いつつも、気にせず車を進めようとしたその時、ふと視界の隅でBOXの中に人影が見えたんです。中に立っていたのは、暗い中でも白い服が目立つ若い女性のようでした。電話の受話器を耳に当てて、こちらに背を向けています。

「こんな時間に?誰だ……?」

気になった佐藤さん、車を止めて窓越しにその女性をじっと見つめたんです。でも……彼女の様子がなんだかおかしい。

じっと電話を耳に当てたまま、微動だにしないんですよ。話している様子もない。ただ受話器を握りしめて、頭を少しだけ傾けている。その姿が何とも不気味で……佐藤さん、怖くなって車を出そうとしたんですが、その瞬間、ふっと女性がこちらを振り向いた。

その顔がね……ないんです。真っ暗な顔、というか、顔がない……。

「うわっ!」

慌ててアクセルを踏んで、その場を離れました。橋を渡り切るまで心臓がバクバクして、バックミラーなんて見る勇気もなかったそうです。やっとの思いで配送先に着いた佐藤さん、少し冷静さを取り戻して、さっき見たものは気のせいだったのかもしれない、そう自分に言い聞かせました。

でも、それだけじゃ終わらなかったんです。

数日後、配送センターで同僚たちと話している時に、同じ八木山橋をよく通る別のドライバーがこんなことを言い出したんです。

「この間さ、八木山橋でさ……深夜に変な電話BOX見たんだよ」

佐藤さんは、ドキッとしてその話を詳しく聞いたんです。その同僚も夜中に電話BOXを見かけたと言う。そして、やはりその中に白い服を着た女が立っていた。気味が悪いので近づかずにそのまま通り過ぎたそうですが、その後、何が起きたのかはっきり覚えてない、と。

「あれ見た後、気づいたら朝になってたんだよな……おかしいよな……」

その話を聞いて、佐藤さんは背中に冷たいものが走ったそうです。でも、それからさらに後になって、もっとおかしな話を聞くことになります。

配送センターで「電話BOX」の話をしていた同僚が、ある日、突然出勤しなくなったんです。会社に連絡もなく、家族からも捜索願が出されていると後から聞いた。行方不明になったんです。

佐藤さんはその話を聞いて、例の電話BOXと関係があるのでは、と直感的に思いました。そして、あの橋の電話BOXをもう一度確かめに行こうと考えた。怖いもの見たさというよりは、何かに引き寄せられるような感覚だったそうです。

その夜、八木山橋に車を走らせた佐藤さん。橋に近づくと……やっぱりあるんです。電話BOXが。そして、中には……。

いや、ここから先の話はやめておきます。佐藤さんがその後どうなったのか……話していいものかどうか……ね。

ただ、ひとつだけ言えるのは、あの電話BOXを見た人が無事で済んだ例を私は聞いたことがない、ということです。もしも深夜に八木山橋を通る機会があるなら、電話BOXなんて見つけても、絶対に近づかないことです。あなたが見た時には、きっと、誰かが中で待っていますから……ねぇ……。


すごいですよね。
こんな稲川淳二風の話がchat GPTで作れてしまうのですから。
八木山橋というのは仙台市にある自殺の名所と言われる橋です。
この話は実際に八木山に住んでいた友人から聞いた話ですが、本当なのかどうかは未だにわかりません。

生成AIには無限の可能性が秘められていますね。
私も仕事でどんどん活用していきます。
それでは、うな丸@人生折り返しでした。

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