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ソレナ6期生が募集開始されました。

毎年3月に地元の高校生の皆さまと創作を行っております「大橋ソレナ学園高校演劇部」、今年度も開催されることが決定し先日参加者の申し込みが開始されました。

https://sites.google.com/view/koukouenngeki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

今年で6年目、6年目!?もうそんなに経つのかと時の速さにびっくりしております。

このソレナという企画ですが、持ち込んできたのは現在劇団員である八坂桜子でございます。幼いころからの英才教育によりすっかり演劇にはまってしまった八坂は高校で演劇部に所属。当時の顧問が演劇の知識が豊富ではなく、大会等で結果を残したいが方法論も何もわからないから力を貸してくれと言ってくれたことが始まりです。確か、劇団イベントの物販の最中だったと思います。

その後学校にお伺いし、演劇部の皆さまとWS形式でお稽古をしました。
勿論数日お稽古をするだけで得られる成果は限られ、やる気MAX演劇高校生は「まだ足りない」と。

「それでは一緒に創作しますか?あなただけいても始まらないので、沢山の人の力を借りましょう」と、保護者の方、地元の悪だくみが好きな先輩(現在も力を借りている大変お世話になっている方です。←重要)を巻き込み今のソレナの基礎ができました。

今のソレナは立ち上げた当初とは変わった部分も多く、それは僕や周りの大人たちがより良い演劇体験が出来るようにと試行錯誤した結果でございます。それでも変わらないのは「もっと演劇を頑張りたい子が存分に頑張れる場であるように」ということです。

一緒にモノを作っていく中でその志にズレが生じるのは演劇だけではありません。今この時点で例えばもっとお芝居が上手くなりたいとか、良い脚本を書きたいとか、演出を学びたいとか色んなことが胸の内でふつふつしている人がいるんじゃないか。演劇やりたくて仕方がないのに、そもそも演劇部がねえ!とか、喧嘩して辞めたわ!とか、そういう行き場のないパッションを持て余してる人がいるんじゃないか。だったらそういう人たちを一挙に集めて思う存分演劇をやってもらおうじゃないか!それがソレナです。

メンバーは、公演に向けて創作をするだけでなく、受けたいオーディションがあるとか、今度の大会の台本を読んでほしいとか、部活で演じる役が分からないとか、暗転をせずに場転したいけど方法がわからないとか、自分の演劇がより豊かになるためにソレナという場所を使ってくれてます。

勿論僕もまだまだ演劇は勉強中です。高校生の皆さんと創作する中で学ぶことも多々あります。僕は僕の中にある知識とか経験とかを伝えることはできてもそれはごくごく一つのやり方や方法でしかなく僕は自分を演劇万能のスーパー天才だとかいうつもりも、僕のやり方が絶対正しいというつもりもありません。最近は高校演劇部の大会にも勉強としてお伺いしておりますが、僕なんかでは逆立ちしても作れない作品が沢山あります。

勿論、それをやるならいい方法があるよ!と100時間でも語れそうな作品も沢山あります。そういうことを伝えながら、双方の今後の演劇が豊かになればいいなって思ってます。

今年は新作です。書き下ろします。
12月の3回のお稽古で皆さんの魅力を存分に見せていただき、台本を書き来ます。やりたいことは決まってて、ソレナは毎年原作がシェイクスピアです。学校の「四大悲劇」と呼ばれる生徒たちが学校に復讐をしようとするお話を考えています。復讐劇です。とはいえソレナなのでね。明るく楽しい作品が作れたらと思ってます。

ひとりでも多くの皆様と創作できたらいいなって思ってます。
踏み出す勇気や親の説得とか色んなことを乗り越えてこないとでしょうが、その先でバチバチの演劇体験を用意して待ってます。

よろしくお願いいたします。

※現在12名の見学希望者、参加者がいるそうです。ありがとうございます。
 9人シングルチームか18人ダブルチームだといいなあって思ってる
 ので、まだまだ待ってます。

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