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高知県 サウナ旅(出張)︙その2

前回の続き。さて、やっとこさ本題

だいたい氷河期に入ったオジサンの楽しみは「酒」「食事」がだいたいの相場なのだが、流行りの評価を得ているのが「サウナ」である。
言っておくが流行りに乗ったのでは無い。
自転車落車による両腕骨折をしたことで風呂に入れない時期が1ヶ月続き、ギプス脱着直後に銭湯に行きサウナに行ったらどハマりしたのだ。流行りに乗ったのでは無い。

高知県のサウナ事情
ビジネスマンの愛するドーミーインにあるサウナは勿論、姫若子の湯、春野の湯、ぽかぽか温泉。
そして全国的にも有名な『SAUNAグリンピア』。その知名度は高知県の代表として名を連ね、サウナー必須の情報交換プロジェクト(もはやSNS)サウナイキタイでは県内ではダントツ1位。

SAUNAグリンピアをはじめ、良質なサウナは沢山あり、サウナーにとって充分価値があるのだが、個人的には不満がある。

それは高知の食事処がサウナ施設と微妙に離れている事だ。
私はサウナの後には、一滴の水分(アルコール)補給をせずにそのまま高知飯を喰らいたい。サ飯とサウナは2つで1つ。

魚とお酒が豊富な高知。帯屋町商店街付近ではサ飯に困る事は無い。
ビールの20歳以上人口1人あたりは全国3位の酒豪王国。どのお店も美味しく、むしろどの店にするか決めるのに困る事があるのだ。

サウナ EN+


大人のフードコートひろめ市場から徒歩3分の所に2024年3月に男性専用サウナがオープンした。

ずっと行きたかったのだが、オープンが延期になったり、仕事の都合で泊まりができず、2025年年明け一発目のサウナとしてやっと入る事ができた。

仕事終わりの18:01に駆け込みサウナ。タオルレンタル有り。
客は1人。実質貸切状態。
湯船は無く、洗い場があり。シャワー水圧は弱いのが何点。少し温度も上がらずで、サ室前に湯船で体温上げたい派には少々辛い。
尚、冷水機は無いので、水分補給は事前購入が必要。受付でも購入可能。

大部屋サ室と小部屋サ室の2部屋。
小部屋サ室は生姜水のロウリュができるが、ストーブの温度が低めだったので物足らずだったので、大部屋に移動。どちらも暗めの部屋で落ち着く。
(尚、小部屋の方は温度を上げる設定を行うとの事)

大部屋は3段で10分置きか分からないが、オートローリュ有り。ロウリュ後はグッと来る。
なんと枕有りで寝サウナも人がいなければ可能。針時計は無く、砂時計12分計。サ眼鏡装備だが暗くて時間分からず。2回分のオートロウリュで判断。

水シャワーで汗を流し、水風呂へダイブ。体感的には16〜17℃あるか無いかという感じだった。
ととのいスペースにはインフィニティチェア2脚と椅子6脚。
窓は無く空いているが、商店街の中なので風は無く冬でも心地よい。夏場は扇風機アリ。商店街の雑踏の音がまた心地いい。

結局、3セット。
1セット目で充分ふわふわしていたが、何故か2セット目がガンギマリ。不思議だが体中の浮遊感。瞑想効果か仕事疲れか、久しぶりだからか。
人も少なくマイペースにできます。

サウナとセットでイキタイ・サ飯

行ったことある店で満足した所だけピックアップします。居酒屋さん多めです。

ジャン麺 まんしゅう本店

距離があると不満を訴えながらも少し距離があるが絶対的オススメ。
酒飲み文化の高知はラーメンが「締めラーメン」のあっさりした中華系や須崎の鍋焼ラーメンだが、これはラーメンでは無く唯一無二のジャン麺。
ホルモン旨辛あんかけが乗っていて、この“旨辛あん”だけでも美味しい。麺を平らげたライスをダイブさせてそのまま締めのジャン飯にチェンジ。炭水化物と炭水化物のコラボレーション。デブ一直線でも構わない。
タクシー1メーターぐらい。路面電車でごめん行きで菜園場町下車がオススメだ。OMO7高知(星野リゾート)からは徒歩圏内。

座くろ

もう魚系は大満足。高知はカツオだけは無い。豊かな太平洋の漁場が様々な魚を出してくれる。季節に合わせて出してくれるので、選ぶのに困ります。
日本酒も豊富。まずはビールで2本目からは日本酒を堪能。
コース料理もボリュームがあって、会食にも使えます。

酒と肴・鮨dining井のうえ

予約必須ですが、高知の魚が本当に堪能できます。ここで食べた刺し身。人生最高レベルでした。食べたら最後、スーパーで買った刺し身は何も感想が浮かばなくなります。思い切って事前予約して季節モノのお刺身(時価)をご依頼する方が、人生が豊かになります。秋口の「めじか(カツオの新子)」は本当に感動しました。

土佐酒処 ぼくさん

公式ページが見つからず。
高知の日本酒が豊富で、好みを言えば“これぞ!”というのを持ってきてくれます。あまり食べ物メインでは無く、ツマミが1〜3皿という注文スタイル。(でもこの皿も美味しいのですが‥)ないので2軒目推奨。日本酒を知りたいならここで勉強できます。

濵川商店追手筋蔵

2軒目の落ち着いた店。日本酒「美丈夫」を大人しく堪能するならこの店。騒ぎたい人は他所へどうぞ。
昔は辛口日本酒が苦手で日本酒自体が得意ではなかったのだが、この「美丈夫」を飲んで今までの時間が勿体ないと感じる程の衝撃だったお酒。いわいる女酒と言われる甘口なのだが、飲みやすさとフルーティな香りに驚愕する。飲みすぎてしまう危険なお酒。多く種類の「美丈夫」を堪能できるので、1軒目でそこそこ切り上げてさっさとお酒を楽しみに来るのがオススメです。

ひとまずはこんな所です。
また良いお店が見つかればメモ代わりに記したいと思います。

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