バレないようにスキップを
昨日の夜、勢いで書いたnoteを見返す。あーやっぱり、黒歴史確定。昼の私と夜の私は何分気が合わないのである。恥ずかしい。でも消してしまえば今までと一緒になってしまう。せっかく踏み出した一歩なのだから、少し我慢してみることにしよう。どうせ誰も読んじゃいない。
黒歴史を作らないために今日は昼にnoteを開く。夜に書く文章は恥ずかしいが、昼に書く文章は面白くない。きっと今日の夜の私が文句を言うだろう。
午後休にガッツポーズな本日。
まだ世間の多くの人が働いていると思うとなんだか悪い気持ちになる。すみません、と言いつつもそそくさと荷物をまとめ、バレないようにスキップをして職場を後にする。まあ明日休日出勤する分の代休だけど。
そのままスタバへ向かう。狙うは期間限定のフラペチーノ。青と白のトッピングがまるで雪のようにキラキラしていて心が躍る。BGMも店内の装飾もすっかりクリスマスで。さすがに気が早すぎじゃない?みんな待って、生き急ぎすぎだよ。
すっかり冷え切った昨晩、少し外に出てみるとわくわくした。ピンとした空気に肌寒さを感じる風。今日なら散歩が捗りそうだ、と思うも、今は風邪をひいているし、と迷わず家へ戻る。まあ言うまでもなく、この流れで散歩なんてしたことがない。
春夏秋冬のうち、一番好きな冬。街全体がキラキラして見えるし、そんな視覚とは裏腹に、澄んだ空気と朝晩の静けさがたまらない。あとは文句を言われずに、寝る・起きる・食べるができるお正月と、なんでもわがままを言ってもいい気がする誕生日まである。
小学生の頃は、近所でやる焚火のような行事で大好きな季節の到来を感じていた。
ただ、遅くまで友達と一緒に外で遊んでいても怒られない、という理由で好きだった。暗くなるまで遊んでいても誰も怒らないなんて、小学生にとって、なんてわくわくする夢みたいな行事だったんだろう。みんなでゲーム機を持ち寄って遊んだり、小さな森を探検をしたり、気になる子といつもより一緒にいられたりするのが楽しかった。
中学生になると公民館のようなところで仲の良い友達数名とテストに向けて勉強をしたことがあった。帰り道、気になる人と同じ方向。ドキドキ。2人で好きな歌の話をしながら一緒に家へ向かう。ドキドキ。前に私が好きだと言った曲を覚えていてくれたりしたっけ。[Alexandros]のムーンソング、今でもこの曲を聴くと思い出すのはあの時の空気、匂いと、その日見た月のことである。
そんなこんな、小中学生の可愛い記憶たちのおかげで今でも冬が来ると、どうしようもなくドキドキわくわくしてしまうのだ。