コロナ病棟へようこそ1日目

先週の土曜日に4階でコロナ患者が出た為、昨日の日曜日から急に
面会は中止
長時間の外泊も中止
原則1時間までなら記入すれば出来た外出が30分に変更。
外泊の中止
朝と昼に体温を記録する
等が看護師より伝えられた。
思っていたより速いスピードで3階に出たコロナは4階まで到達した。
ここで、正確な数を知りたかった私は、3階に何人出ているんですかと問うた。
すると看護師は3階…？と一瞬答えに窮した後、3階ですか？と聞き返してきたのだ。
これにはわたしも何を言っているんだと思いつつ、いや、人から聞いていたので。と答えた。
そこでやっと出てきたのが3階では複数。という何故かぼんやりとした数値だった。その後すぐ4階では1人ですから！って被せてきたがここでまたわたしの看護師への不信感メーターが上がってしまった。
これまで看護師は3階でコロナが発生した時ですら注意喚起や正式な数をこちら側には伝えてこなかった。
3階で出た事は3階にいた人から知り、増えた事は作業療法士さんから聞いた。
本来ならそこで、3階で1人出た時点で、注意喚起。手洗い、マスク、消毒液を増やすなどをするべきだった。
自立していると宣うこの回復期病棟にそれを守れるのは同じ部屋のSさんだけである。
なんなら制限がかかった後、5階のよく女子トイレに入るお爺さんはノーマスクで咳をゴッホゴホしてたし、今朝のトイレですれ違ったお婆さんはトイレから出た後ろくに手も洗わずノーマスクでトイレから出てきた。
薬を飲むために3階の人も4階の人も使うエレベーターで降りて行きその後消毒などせずその手の上にもらった薬をそのまま口に放り込む。

広がらない理由が無い

作業療法はどうなりますかとそこで聞き返したら、今のところはやりますと返ってきて唖然とした。
3階は1人出た時点で作業療法室から閉め出されたのに。
4階で1人出た時点でまだやるの？
まだ決められないの？

そして今日の朝、ラジオ体操をしようと下に降りていくと、案の定作業療法室はピッタリと閉ざされ、薄暗い廊下に置かれた看板には、

コロナ流行対策のため作業療法室は施錠しています。

普段7時ぴったりになるアナウンスがそこでやっと鳴って
しどろもどろに
今見てきた事実が上から降ってくる。

クソが

残念ながらコロナは増えるだろう。
5階にも来るのも時間の問題だろう。
退院まであと13日だが、次の診察で早めてもらうよう医師に言うつもりだ。