見出し画像

冷戦開始

今日は雪が降ると聞いて、沖縄生まれのわたしはわくわくしながらカーテンを開けたら綺麗な朝焼け。
これから洗濯を干さなきゃいけないのでまぁ良かったのかなという気持ちで起きました。

1週間。
五階に引っ越してきて7日目。
神様が世界を作ってゆっくりお休みになる7日目。

どうやら私がゆったりできるようになるのはもう少しかかりそうだ。

7日経ってやっと五階が別の価値観倫理観で動いていることに慣れてきた。
五階は別の部族の土地なのだ。
怪我をしても放置
他人の部屋に入り放題でも放置
以下略
そこに至るまでを思い返すと多すぎて沈黙してしまう。
引っ越してきた2日目に3階との余りのギャップに寝込み、5日目に回復してきたかなと思ったらプライバシー全破壊カーテン開けお化け婆さんが出てきて、6日目にそっちがその態度ならこちらもその対応に相応しい態度で退院までの間は比喩なく自由にすると腹を括っての7日目。
現状、部屋に折りたたみヨガマットと2リットルの麦茶と特茶が箱で鎮座する。
もうね、自分の部屋感がすごい。でも申し訳ないとは3階と違って1ミリも思わない。
3階では物をそんなに置いてはいけないと気をつけてちゃんと面会に来てくれる人に持って帰ってもらったよ?
そして箱で持ってこなければいけないちゃんとした理由もあります。
ここには3階と違ってお茶のポッドが置かれていないので熱々の白湯しか飲めません。
白湯ならまだしも冷えて水になると水道水がダメな体質なので体調を崩すのです。
万が一注意されても何も言わせない自信はある。
そもそも患者に対して毎日生存確認レベルの巡回しかしないのだから気がつきもしないし(現に朝の検温の時に何も言われなかった)先に決まり事を守っていないのはそちらなので非常に残念ながらこちらもそちらの思うように従おうとは思わない。
別に噛み付いたり暴れたりするわけじゃない。わたしは鬼じゃないし何より喧嘩なんてした事がない平和主義者なのだ。
しかし根っからのプロテスタント。ジャーナリストだった母から受け継いだ理不尽なことに対して断固抗う瀬長亀次郎魂が
ゴーストが囁くのだ。
外でも中でも散々我慢してきた。だからもう

我慢は出来ぬ。

いいなと思ったら応援しよう!