ジョジョとの出会い
私のジョジョラー歴はまだ5年ほど。
生粋のジョジョラーさんたちには到底敵わない。
単行本は持っていなくて、もっぱらアニメで楽しむ派である。理由は後述する。
きっかけは元カレ。
ある日唐突に「ねぇ、ジョジョ見たことある?面白いから見て」と言ってきた。
しかしどうにも抵抗がありしばらく無視していた。私の周りにはジョジョ面白いよ!という女性がいなかったし、筋肉系のアニメだと思い込んでいたので敬遠していたのだ。
「ジョジョ見た?まだ見てないの?早く見て!」とカレは何度も私に言った。
私は職場の若い男の子にジョジョって面白いの?と聞いてみた。「あ、面白いですけど、僕はヒロアカと呪術廻戦見てます」と全くもって背中を押されない回答だった。
カレがあまりにもうるさいので、仕方がないという感じでよくわからないまま当時アマプラに入っていた「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」を見始めた。俗にいう4部。
主人公は東方仗助という日本人(名前を略してジョジョと呼ばれている)で、私も知っていたジョジョだった。そういや実写版で山崎賢人くんがやってたなぁ…という程度。
もちろん面白かったのだが、冒頭で空条承太郎というめちゃくちゃカッコいい人が出てきた。
誰この人。
そりゃそうだ。前作を見ていないのだからわかるはずがない。そしてついには俺はお前の甥だと言い出した。
どういうこと?しかもジョセフのジジイがとか言い出して訳がわからない。日本人じゃない人もいるの?でも空条承太郎って日本人の名前じゃん…
もう何がなんだかである。
カレに、ついに見た、しかし意味がわからないと正直に話したら「途中から見たでしょ」
…バレた。
「俺も最初、途中から見ちゃったんだよ。でもほんとの1-1から見てごらん。全然違うから。」
そんな事言われたら見るしかない。
1部から見始めた。
ファントムブラッド。
え、イギリスの話だ。
全員イギリス人。
空条承太郎や東方仗助は出てこない。
あー、なるほど。始まりの物語ということか。
ファントムブラッドから戦闘潮流、その先へと順番に見進めていった。
そして完全に沼った。
ここから私のジョジョラーとしての人生が始まるのである。
それはまた次の話。
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