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40mmという使い手の意図で変化する距離(50mmの売り言葉に踊らされるな)

今回は焦点距離でなかなか使われにくい40mmがとても好きなのでその魅了句について解説していけたらと思います。

自分のメインレンズである40mmは使い方と使用者の意図により化けるレンズだと感じています。

昨今ではGRⅢxの発売により40mmが皆さんにとって身近な存在なのではないでしょうか。
この記事を見て頂き、GRⅢxに慣れると同時にミラーレス一眼にも積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか

そもそもの焦点距離のお話ですが、大きく分けて「広角」「標準」「望遠」の3つの距離に分類されます。

この焦点距離についてまた記事を書けてしまうぐらい情報が溢れてしまうので今回は省かせて頂きます。(多分詳しく書いている人の方がわかりやすいし)

数字からある程度推測できるようにこの40mmは標準に分類されます。
簡単にいうと見たままに近い画角で撮影することができるということ。

一般的に言われるのは50mmが人間の焦点に一番近いと言われております。

この50mmの売り文句と種類の多さ、安さから手が出しやすく沼りやすい焦点距離でもあります。

しかし、初めて使う人が持ってみた感想として多いのが「意外と近くね・・・?」です。
自分もそう思いました。

そう、50mmで生活を撮影するには幾分近いのです。
そして整理されている画角でもあることから単焦点特有のボケ以外に面白みが少ないのです。

なので構図をしっかり組むことが50mmの醍醐味であることから作り込むことが必要なのです。

次に有名なのが35mmだと思います。
35mmは「広角の終わり、標準の始まり」と言われおり50mmと違いパース(歪み)が見え隠れします。

50mmより35mmの方が広く撮影できるので一見するとお得のように聞こえますが、広く映るということは情報量が多くなるということ。

写真を見た時に主題が強くないと何を伝えたいか感じることが難しい写真になってしまいます。


じゃあ40mmはというとそのハイブリッドなのです。
50mmより広いので少し広い画角で撮影することができ、尚且つ歪みが少しだけ出るので使い方によっては少し面白い写真も撮ることができます。

スナップにもポートレートにも風景にもある程度のポテンシャルを発揮することができるのです。

クロップも考えると50mmを人為的に作ることも可能なので実質レンズが2本あるようなものかもしれないですね。

35mmでも50mmでもない40mmという新しい選択でみなさんの素敵なスナップをより一層楽しんでもらえたらと思います。

ではまた。

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