劇場版ブルーロックエピソード凪感想(漫画付き)
※この文章はTwitterにアップしたものをブログ用に加筆修正したものです。
※ネタバレ禁止シーンについて言及はありません
テレビ初放送のタイミングでしたので再掲してみました。
白宝時代→入寮試験鬼ごっこ
やはり凪と玲王の階段での出会いシーンいいですよね…!新規カットでちゃんと原作の表情に近くなっているのもいいのですが、
「熱くなってる?俺に?」ってセリフで頬が染まるの、玲王に気にかけてもらえて嬉しかったんだろうなぁと思えてにんまりしちゃいましたね…
あと、白宝→入寮鬼ごっこあたりかなりサクサクしてて見てて気持ちよかったです。個人的にギャグシーンで面白かったのは舐岡の雑イメージと上下脚妖怪(斬鉄)。動きが面白くて…笑。
あとは、ばぁやさんの声良いですよね…優しく穏やかでかつ威厳があってただモノではない感じが最高。
チームZ以外のチームの試合
この辺りは(仕方ないのですが)かなりダイジェスト気味。特にチームW(鰐間兄弟)とチームX(馬狼)に関しては原作2話分の中の見せ場
ゴールシーンと主要な会話を切りぬいたダイジェスト映像という感じ。ただ、凪のセリフとか斬鉄とのお風呂での会話シーンとか抑えるべきところは抑えてましたね。
個人的には斬鉄との会話シーン好きなので削られなくてホッとしました。お風呂シーンで凪のセリフ「玲王頭いいから力借りれば?」→試合で斬鉄がゴール決めるの流れなので斬鉄が原作よりかなり素直になってたのは笑いましたが(劇場なので心の中で)
チームZ戦
個人的には、スピンオフは原作を別視点から見た物語というのが持ち味だと思っています。チームZ戦だとそれが一番活かされると思っているのですが…アニメ1期にあったシーンが多い分、ここが一番使いまわしや見てわかる3Dの浮き具合が目立った印象。後半だと作画や演出がどんどん良くなってきたのであともう少しなんですがね…。蜂楽や雷市、國神の作画や演出は良かったのでこれがもっとあったなら、と思わなくもなかったです。
あまりけなしてもよくないので個人的に良かった作画は負けそうになった時の玲王の絶望顔。線も生き生きしててティザーに近いビジュアルだったと思います。
あとは凪のどくろが怖すぎて、あの…これあなたが主役の映画ですよね!?と言いたくなりました笑チームZ戦ラストシーンで主役っぽくなりますが笑
ラストシーンの色彩演出や天地が逆になる演出好きです。
そして、これは原作からそうなんですが凪のモノローグが試合のこと考えてなさ過ぎて笑。声がつくとそれがさらにわかりやすくなるなぁと思いました。
二次選考
このシーンが入ることで、今回の映画が凪と玲王二人の物語になったと思います。声優さんの熱演がすごかった…。玲王の表情も切なく、言えなかった言葉を伝えたifの場面の演出(凪のセリフが無音になる)も含めこの場面はかなり良かったです。二次選考に関してはあまり描写もないダイジェストになりますが上記の演出が良かったのとあまり時間を割くと蛇足になるのでさほど気にならなかったです(新規映像で全編見たかったのはそうなんですが)
総評
内容は原作1-3巻の内容をダイジェストで1本にまとめた映画。作画が残念(3D作画とか不安定な作画、アニメ1期の使いまわし)な部分もあるけど見たい場面や聞きたかったセリフは聞けたし凪と玲王の物語として良作品、という印象。いつか実現するならエピソード凪もTVアニメで見たいですね…。
以下は別ペンネームで描いた感想漫画です。