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上手く使えない!~MONEY PLAN~

一年の計は元旦にあり。さて計画を立てる前に…

1月。世の中はコロナで前途多難な気配が濃厚ですが、なにはともあれ新しい年が始まりました。
「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますね。「1/1に新しい1年の計画を立てる」の意味ですが、でもどうして「旧年の1~12月の反省を新年の1/1にやる」じゃないんでしょうかね…。ふとそんなことを考えました。

新しい計画を立てるには過去の反省を踏まえつつの方が合理的じゃないですか? でないと無責任なプランになってしまうし。
でもそれをやろうとするとかなり大変です。反省しないと計画が立てられないなんて、元旦だけではとてもじゃないけど物理的に時間が足りません。
せめて人生の一部分だけでも計画を立てたい!

MONEY PLANの使い方を見直してみる

そこで、とりあえずすぐ取り掛かれそうな部分に手をつけてみることにしました。
「ジブン手帳」には1年間の収支を記録する「MONEY PLAN」というリストがあるのですが、これも今まで上手く活用できていないリストのひとつです。収支計算を「毎月」「項目ごとに」「手書きで」書いていくのは正直めんどう。そんなマメさがあったらそもそも確定申告で焦ったりしないし。
それに数字を紙で管理するってどうよ? 世の中には「表計算アプリ」という便利なものがあるし、合計を手計算で出すなんてやりたくない!

だけどライフログをやるのには、ログ自体を上手くいっていない部分を見直すための資料にするという目的もあります。
私の場合、家計簿的なものは携帯アプリを使っているので毎月の項目別の合計はすでに出ている。だたそれを全部書き出すのは大変だし面倒だし面倒だし(2回言った)意味を見出せないので決めました!
出費を減らしたい、見直したい項目だけに絞って書き出す。
手書きは手間がかかるけど、いくらアプリで合計を出していても、結局手で書き写さなきゃちゃんと見直さない。見直さなきゃ記録の意味がない。

ということで、思い切って使い過ぎを防ぎたい「食費」「私費」「携帯代」「カード」の4項目だけチェックすることにしました。

こんな見直し方法をやってみた

家計の見直しは固定費のムダを洗い出すことが基本ですが、それはまた個別にやるとして……。
まずは毎月けっこう流動的な「食費」について。そもそも家族の人数・年齢によって変わってくるので「毎年決まった予算」が何年も通用するとは考えられませんが、傾向だけでも知っておきたい。そこで以下のようなチェックを行いました。

1.月ごとの支出を書き出す
2.年間の合計を12で割り、月の平均を出す
3.平均値をオーバーしている(=いつもより多く使った)月をマーカーでチェック
4.一度の買い物で一定以上の金額を使っている日数を出す(アプリの抽出機能を使用)

そうすると、やっぱり平均値オーバーの月は何度もスーパーに行っていることが見えてきました。そこで2021年は、単純にスーパーに行く回数を減らすことにします(あんまり減らすと食卓が貧しくなるから注意)

「私費」はいわゆる小遣いにあたり、私の場合自分のランチ代以外に子供との外食、おやつ、遊び代を含みます。「食費」と同じチェックを実施すると、どの月にどれだけ遊びに行っているかが如実に表れる結果になりました…
子供とのデート(笑)は子供のアクティビティ兼私のリフレッシュでもありますが、やっぱりイベントの多い秋に増える傾向にあるようです。

「携帯代」…基本料金を大きくオーバーした部分は、単純に通話料金がかかっていることが判明。携帯から固定電話に掛けるとバカみたいに高くなる。仕方ない時もあるけど、携帯からは携帯にしか掛けない!と心がける。

「カード」は…月によって増減が激しい(すごく使っている月とほとんど使わない月と)。項目が雑多だし、どうしても必要なものにしか使用していないので、私の場合見直し対象にならない。

さて、これで4項目のうち「カード」は書き出す必要がないことが判明しました。来年からは3項目分のチェックで済みます。
「食費」と「私食」は家計簿から、「携帯代」は契約会社のサイトのマイページから書き写すだけだから、その気になれば1時間で作業は終わります。
どうでしょう? これくらいなら旧年の振り返りと反省、翌年の目標立てを元旦にできそうです。

必要な部分しか使わない勇気

昔データベースの仕事をかじったことがありまして…どうしてもブランク、nullがあると埋めたくなってしまうのですが……(そういう同志は多いと思われます)。
だがここは、なにが必要かをしっかり見極め、勇気を出して(笑)、余計なことはやらない。

思い切って必要な部分しか使わないというのはどうでしょうか、というご提案でした。

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