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おやまさんぽ:鋸山
2021/11/3
鋸山 329m 804m↑ 803m↓
普段あんまり通ることがないけど、アクアラインを走るのが好き。やっぱりレインボーブリッジを渡るときは、封鎖できませーーん!と言いたいし、どんどん海に潜っていってるーのもテンションあがる。
さて、鋸山。低山と言えど、こないだ登った黒檜山1827mよりアップダウンあり、かつ、海沿いでスタート地点ほぼ0だから、実で登ってる高さは鋸山のがだいぶあるな。標高だけで測れないのが、おやまのおもしろいところ。
しかも、山登りというよりは階段登り率が高くて、精神的にくる笑
天気がめちゃくちゃ良くて、11月なのに半袖でちょうどいいくらい。東京湾もきれいに望めてはしゃいだ。おやまで出会うひとたちは愉快な人が多くておもしろい。お父さんと小学生低学年の親子も、おじいちゃんたちのチームも、たまに道のりが一緒になったり、展望台や頂上で一緒になったり、空気がふれあうその時間はほんの少しなのになんとなく仲間な気分になるから不思議。
採石場跡が、ラピュタの世界で、ぐっとくる。かっこいい。
鋸山山頂は狭くて、写真だけ撮って登山道から日本寺へ。こちらはロープウェイでも来れるため、ラフなひとと登山なひとが混在してる。
百尺観音が圧巻。6年という歳月をかけて作られた磨崖仏。太平洋戦争の戦没者や交通戦争の犠牲者の供養のために彫られたものなんだそう。
いま、10数年ぶりに朝ドラを見てて、「カムカムエブリバディ」沼に落ちてるんだけど、ちょうど戦後のところをやってる。胃がキリキリするような、打ちのめされる日々。制作の方がこんなことをツイートされていた。
「取材をしていると、辛かったのは戦時中より戦後だったという証言を多く目にします。価値観がひっくり返り、信じていたものが信じられなくなって、自暴自棄になってしまった方も数多くいらしたそうです。」
そういう多くの辛い哀しみと寄り添うために長い年月をかけてでも、作り上げたものなんだよなぁ。6年って長い。
下山して、おなかぺこぺこで長蛇の列に並び、なんとかありついた釣アジ丼とあら汁。
カラダ中に染み渡ってしあわせーー!ほんと美味しかった!
そのあともちろん温泉も♨️
おやまにいく。おんせんにいく。これセットね。
最近はおやまに行くのはほぼ車なんだけど、道中も含めてゆかい。アクアラインの渋滞がおそろしかったんだけど、ひさびさにゆずの懐かしい曲聴いて、いろいろ思い出して懐かしんで笑って。あああ〜この曲好きだった〜!ってなって。
まるっと一日中愉快で楽しい日でした。