#2 kintone導入に至った経緯と抱えていた課題とは?
こんにちは!NOVELの脇田です。kintone導入のキロク第2回目。
今日はkintone導入に至った経緯と当時抱えていた課題を書きたいと思ってます。こういう課題を抱えている企業多いのではないかなぁと思うのですがいかがでしょうか。
どれが正しい?どれが最新?表記ゆれ…
情報を管理するうえで、上記のことが頻繁に起こってました。弊社は25人ほどの会社なのですが、ざっくりとSalesチーム、Creativeチーム、Corporateチームの3つに分かれています。一番課題を感じていたのはSalesチームです。顧客管理、アクション管理、粗利管理、予実管理など、業務によって管理しているツールが複数に渡っていたんですよね〜。弊社では当時こんな感じで運用していました。
これだと効率化に関して大きな問題点がありました。
各ツールはどれも連携しておらず、どのツールも1から入力する必要があること!
企業名、企業担当者、商材、金額など全部のツールに1から入力する必要があり、
・どれが正しい?
・どれが最新?
・表記ゆれが起こっていて正確な集計ができない
・こっちには入力したけど、こっちには入力できてないよー
こんなことが頻発…
とくに顧客情報は会社にとって、とっても重要な資産。それを複数のツールで管理していたことが一番の課題だったかもしれません。基となるデータベースがなかったんです。
たとえば過去接点があった企業を一括で情報取得したいとき、TrelloとAirtable両方をチェックしないといけないし、そこには重複や更新されていない情報があったり、同じ企業名がいくつも!
それが非常に問題でありストレスでありました。
というわけで、全社でこれは早急になんとかしないといけないよね、という話になり、解決につながるツールとしてkintoneが候補の1つとして上がりました。
すこし脱線
色んなツールにまたがった管理について、、、とりあえずやってみようってい弊社の風土が影響しているのかなと思います。これはすごく素敵だなと私自身思っていて、何かやり出すまでにあまり時間はかかりません。新しいことをやることに対しての導入ハードルはすごく低くてウェルカムで協力的です。
これはのちにkintone構築を進めていくうえでとても助けられた部分でもあります。
やってみないとわからないこと沢山ありますしね。このツール使ってみたら便利なんじゃないかということで気軽に導入して使い始めてどんどん管理するツールが増えていく…結局管理しきれない…
TrelloもAirtableもそれ自体とても優れたツールで、これを導入し仕組み化した過去メンバーはすごい。リスペクト。とくにAirtableなんか当時は英語でのサポートしかなくて、代表が1人で仕組みを作ったらしいのですが、すごいなぁと。これはkintone担当になって四苦八苦したからこそ芽生えた感情なのかもしれません。
うちの会社に適切なツールってどれだろう?
kintoneは最初から候補に挙がっていたのですが、それ以外にもSalesforceなども検討しました。
その結果、kintoneに決めたのですが決め手は以下のような理由です。
・コスト面(1人あたり約10倍のコスト差は大きかった)
・プログラミングの知識は不要だから社内でどんどんカスタマイズできる
・多面的な分析・集計はSalesforceには敵わないけど使いこなせないかも。kintoneで充分な気がする。kintoneで整えておけばのちのちリプレイスもスムーズにいきそう。
・導入支援企業さんがたくさん!参考になる情報も溢れてる!
・Salesforceのプログラミング言語はApexで扱える人が少ないため、カスタマイズする場合高額になる
・サイボウズという会社が好き(これは私個人の感情です)
というわけでkintoneに決定!
使用ツールを変更するときはどうしても全員に負荷がかかるし、これが最適かと言われると、自信がない。不安に駆られるときもありました。
でも導入決定したからには、みんなにkintone導入してよかった!めっちゃ生産性上がった!って言ってもらえるようにしようと腹くくりました。
次回は、トライアル期間にやったことやぶち当たった壁について詳しく書きたいと思います。さいごまでお読みくださりありがとうございました!
前回の記事もよかったら読んでもらえると嬉しいです!