#1 散らかった情報を整えるためkintone導入へ
第1回目の記事〜はじめに〜
はじめまして!大阪心斎橋にある株式会社NOVELの脇田と申します。
採用支援や採用ブランディングなどHR(働くこと)にまつわるあらゆる課題解決に取り組んでいる会社です。
創業は2016年で社員は現在25人ほど。
私はCorporate部門で総務・経理・人事・労務などバックオフィス全般に従事しています。
入社して1年経ったとき、全社でkintoneを導入することになりそのメイン担当になりました。kintoneで知っていることといえば、孫悟空の乗り物っていうことだけ。そんな私ですが、今やkintoneの沼にハマり社内ではkintoneの人という扱いをしてもらっています。半年で作ったアプリは50個以上。でもその7割以上が失敗作でお蔵入りしています。
kintoneを無事リリースして全社で使い始めてから半年が過ぎ、少し落ち着いたこのタイミングでkintone導入のキロクをまとめたいと思いました。
これまで、世の中に沢山発信されているkintoneの情報で勉強させていただきました。私がこれから発信するキロクも誰かの参考になったらなぁ。全国にいるkintone担当の人に共感してもらえたらなぁ。という思いで書いています。
予定では10記事くらいになる予定。誰かの参考になればいいな。頼む、なって。
kintone導入までのざっくりスケジュール
1回目の記事はツール選定から全社リリースまでのスケジュールをざっくりお伝えしたいと思います。弊社はこんな感じで進めました。
2023年4月:全社でkintoneを導入することが決定
2023年4月:トライアルスタート/社内データ洗い出し/情報収集/セミナー受講
2023年5月:1人で構築することに限界を感じる。受託開発や伴走支援サービスを考え始める。パートナー企業ピックアップ。商談
2023年6月:伴走支援というかたちでパートナー企業決定
2023年6月:リリース時期を3ヶ月後の9月末に設定
2023年6月:本格的にスタート!
2023年6月:業務洗い出し/作成アプリ決定
2023年7月-8月:アプリ作って動かす→改善。ひたすらそれの繰り返し
2023年7月-8月:プラグイン導入/kintone関係のYouTubeを見まくる
2023年8月:メンバーに定期的にヒアリングして改善
2023年8月:現ツールからの移行方法検討
2023年9月:私以外にもレクチャーできる人を増やす作戦実行
2023年9月:現ツールからkintoneへデータ移行
2023年9月:レクチャー会を行う
2023年10月:10/1に現ツール廃止、一斉にkintoneスタート
以降、日々改善、改善、改善…リリース後アプリもいくつか増えました。
今日のさいごに…
kintone導入が決定してトライアル段階では、ちんぷんかんぷん。全くできる気がしませんでしたが、なんとか目標であった4ヶ月後のリリースが叶いました。思い返すとなかなか険しい道のりでした。でもあのときやってよかったと思っていることがいくつかあります。
とても信頼できる伴走支援パートナー企業さんと出会えたこと
社内にkintoneを改善できるメンバーが複数人いること
kintoneを使わされているのではなく、一緒に作り上げている感覚をメンバーにもってもらうこと
社内に改善できる人間がいることと、メンバーを巻き込んでみんなで作っている感覚をもってもらうことはスピード感・社内浸透において本当に重要だと感じています。
次回以降は各フェーズでの詳細を記事にしていこうと思いますので、また読みに来ていただけると嬉しいです。ではまた。ありがとうございました!