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小1の壁、振り返り。

我が家の長男は去年の春に小学生になりました。

学区外のこども園に通っていたため、情報が得られなくて不安だったけど無事に小学校に通うようになりました。

もうすぐまだ春がやってきて「小1の壁」の話題が出始める頃。
我が家の場合は壁を分解するとどんな感じだった挙げてみます。

■自分には壁じゃなかったこと


・時短勤務がまだ使える(下に2歳児がいるので)
・公立の学童が8時から17時まで、延長すれば19時まで対応している

■入学前から壁だったこと


◎春休みの居場所問題
→4/1から学童に朝から晩まで行ってもらった。心配だったし、本人も不安だっただろう。お弁当作りも慣れてないから面倒。

◎保育園児の送迎と小学生の送迎
 →下の子は自宅から近い保育園に転園させることにした。働きながらの保活は大変。ほとんど何もせずに書類提出。

◎放課後問題
学童、無料の学童、民間学童、バイリンガル学童、スポーツ学童
色々あったけど、無料の学童と民間学童を併用させることにした。
公的な学童は、無料の学童(学校の教室開放)よりも手厚かったけど、公的支援が薄いようで父母運営。

民間学童は金額はかかるけど習い事要素としては心強い味方だった。
週2回のみ通うことに。学校に迎えに来てくれて、帰りはマイクロバスで家まで送ってくれる。

◎学区に息子に友達がいない問題
園児のときから習い事でもさせたらよかったけど、本当に誰一人知り合いがおらず。転勤してきた人はみんなこんな想いをしているのかと思うと大変だ。

◎情報は検索しても出てこない問題
ローカルすぎる。保育園は区役所だけど小学校は聞くところがない・・・?

◎自分にママ友がいない問題
◎説明会が遅すぎる
1月に学校説明会だったけど、学童の見学ができたのがその時だったので
そこから民間学童探しをして1~2月がかなり忙しかった。(家庭内インフルエンザ感染もあった)

◎持ち物、用意するものの多さ
保育園入園と同じくらいのボリュームがあったけど、育休から復帰のときよりも仕事しながらの準備は面倒に感じたし、第二子の転園の用意も相まって大変。

■4月を迎えてから感じた壁


◎とにかく園ロス
こども園時代のママ友や子供たちと離れる寂しさもあったし、保育士さんの手厚さ、”子供をみてくれている感じ”と比べると公立小学校の手薄さが気になってしまった。
こちらの慣れの問題もあると思う。

◎名前書きは短期集中
恐れていた教科書や算数セットへの名前書き。
週末をはさんでの提出だったから助かった。SNSの情報だと小さなおはじきに名前を書かなければいけないとあったので戦々恐々だったけど、うちの小学校はなかった。計算カードという単語帳のようなものはあった。

◎登校班への付き添い
まず、登校班の集合場所に最初の2週間くらいは付き添って行って出発を見守った。新一年生が他に2人いて近所に顔見知りができた。しばらくして”もう大丈夫そうだな”と感じたので以降は玄関でお見送り。
学校からの近さによって、うちは7時50分集合なのでこの時間すでに出勤途中の人にはちょっとした壁かもしれません。

◎持ち物準備と宿題の時間
朝は毎日連絡帳に”今日は学童” ”今日は民間学童に行きます”と記入。
園時代にはなかった水筒という持ち物。コロナ禍で始まったらしいけど地味に手間がかかる。
さらに、給食が始まるとお箸とナプキンを毎日家から持って行って帰宅後に洗う。
自分のときは学校のお箸を使っていたので疑問に思うけど、これもコロナ禍でスタートしたのだろうか?

◎宿題のチェック
宿題は最初はなかったけど6月から国語の教科書の音読・計算カード・プリントが毎日。教科書の音読と計算は親がチェックシートを記入。

◎子供本人がかなり疲れている
園児のときは車で送迎していたのが、徒歩10分上り坂の通学路。
机に45分座り続ける毎日。慣れない友達に慣れない板書(黒板の文字を連絡帳に書き写す)
楽しそうであっても、結構疲れてきて帰宅後は夕方から夜にかけて不機嫌なことも多かったです。

我が家の場合は、下の子が2歳のイヤイヤ期だったのもあり、兄妹喧嘩して叱られることも多くてストレスがかかっていた事でしょう。

◎授業参観や懇談会
平日にあるので仕事調整する必要あり。
1学期に1回ずつありました。
初めての授業参観は、授業参観に行く自分がまだ信じられず「自分も本当に親になったんだな」としみじみ。

授業参観も懇談会も自由参加だけど、最初の懇談会は全員参加してました。
父親はゼロ。
入学式は平日だったけど夫婦参加が多く、授業参観は父親も4~5人来ていました。

《意外と大丈夫だったこと》


◎すぐ馴染んでくれた
とにかく息子がそれなりに小学校を楽しんでくれている事にかなり救われました。

けど民間学童は学区外で同じ小学校の子は数人のみ。
クラスで仲良くなった子ともあそべる学校の学童のほうが魅力に感じていて、「今日も学校の学童が良い!」と何度も言われました。

◎下の子の転園もすぐに馴染んでくれたので一安心。

《一番大変だったこと》


やはり夏休み!

民間学童は有料だけど弁当がある、けど朝のお迎えはないので私が車で送っていく必要がある。

学校の学童は、距離は近いけど1年生は送り迎えが必要なうえ、お弁当が必要。毎日「早く夏休み終わってくれ・・・」と願う日々。

世間の「小学校に入ると保育園のありがたみに気づく」との声を自分も実感。

ちなみに冬休みは、父母の仕事は9連休、子供はクリスマスからインフルエンザ感染…のため、学童に行った日は3日のみ。

結果的に大した負担にはなりませんでした。

■1~2学期を振り返って

4~12月、振り返って思うことはひとつひとつは小さな問題だけど慣れるまでは結構大変!
時短勤務、勤務先の近さにかなり救われました。

そしてなんとなーく感じることは、この生活を楽しんでくれるうちは大丈夫。
それが難しくなると一気に崩れるってこと。

働く母は、学校を楽しむ子供にかろうじて支えれられているんだな…と。

とくに最初の1ヶ月は右も左も分からず、
出産した直後のような手探りの毎日でした。

親子共にお疲れ様と言いたい。

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