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#57 あけっぴろげに全ての人を信用したい

独立10周年につき、10年分のFacebook投稿で反響(いいね・コメント)が多かったものをまとめています。


契約関連は、フリーランスや自営業で泣いたことあるひと多いんじゃないでしょうかね。あなたはなんでも信じたり誰でもいい人だと思ったりするから心配だ、と仲の良い友人に言われたことがあります。笑

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ZOZOの前澤さんが、お金のいらない世界にしたいと言っていたり、キングコングの西野さんはじめ色々な方が、お金=信用だから、信用を稼ぐべし。と数年前から発信してる。


わたしも信用はすごく大切だと思ってた。でも最近は、信用という言葉がいらない世界になったらもっといいなー、と思うようになった。
そもそもこの人は信用できる、できないと判断するのは私にとってすごく心労になることで、可能ならあけっぴろげに全ての人を信用したいし、口と肚は揃っているのがデフォルトであったら大変有難いと思う。


この発言は本音なのか建前なのかと様子をうかがったり、言った言わないを避けるために契約関連のことを整えたりということは、ものすごく大切なことだけれども、全員の心や財布が十二分に潤ったらなくなっていくのではないか、とも思っている。


ただ、口と肚が揃っているかは自分でもわからないことの方が多い。ズレたまま物事を進めていて、途中で何かがおかしくなり、やっぱり自分の本心ではなかったと気づくことだってある。
自分の想いと言葉と行動が常に一貫している人は、内観したり、自分を手放したりしながら、体や心に真っ直ぐに向き合ってきた人だと思う。


そんな人でも一貫してるときもあればしてないときもあるだろうし、孔子によれば七十にして矩をこえずなわけだから、基本的に人は道を踏みはずすし、意図せず不義理も働いてしまう。
信用という尺度がいらなくなる時代はずっとずっとずっと先かもしれない。


でも、わたしはやっぱりその人の口から出た言葉をできるだけそのまま受け取りたいし、何も考えずに、ノーガードで目の前の人との時間や、関係性を楽しみたいなと思うのです。
七十になるまではあと四十年もあるわけですが、それまで何十回、何百回と自分の肚と口を確認して、竹を割ったような気持ちの良いおばばになれたらいいなと。


なんの話をしているかというと、
契約書書く前だからって、口約束から180度手のひら返していいと思うなよ!悲しくてやってらんないよ!っていう心の叫び。笑
目の前の人は自分の鏡だし、魂レベルでいえば、嫌な役を買って出てくれる人が自分を成長させてくれることも頭ではわかってる。でもショックを受けてしまうよね、なんせ未熟な人間だもの。


またすべてのタイミングが揃うように、日常禅に勤しもうと思います。「七十にして矩をこえず」初見の人は孔子の論語でググってね。
お付き合いいただきありがとうございました。
私、夢に向かってがんばります。

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2018年09月17日(Facebookより転載)

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