#16 成功哲学ジャンキー編 まとめ
「#成功哲学ジャンキー編」まとめです。22-24歳の約3年間、いわゆる経済的な成功に向かってひた走りました。
なんでこんなに成功を求めていたかなぁと振り返ると、やっぱり「社会や大人への不信感が募りすぎてしまった」のが大きいと思います。#2 新卒トイレ掃除、高まる大人不信。にも書きましたが、それ以前にも感じていることはさまざまありました。
ずるい大人たちを見返したい、成功してお金持ちになれば見返せるぞ!!!という気持ちが一番だったと思います。自分は、自分が失望した大人と同じようにはならないんだから!!という「大人」へのアンチテーゼが、強力な原動力だったのかもしれません。
32歳の大人になった今、10代20代の若者(当時の自分)がそんな風に感じる社会になってしまった責任を、大人側の一員として少し感じます。もっとみんなが幸せに、毎日笑顔で生きられる世の中にしたいな、とも思います。
成功哲学ジャンキー時代の自分は、常に前進することしか考えていなくて、それ以外の大事なことをボロボロ見落としていたので、かつては恥ずかしい時代でしかありませんでした。嫌な思いをさせてしまった方もたくさんいて、申し訳なくて、なるべく蓋をして、見ないようにしてきました。
今回10周年の記念にFacebookを遡り、投稿を読んでいるうちに、本当に頑張っていたんだな、可愛いやつだな、と思えるくらいまで直視できるようになったのは、今の自分とあまりにも違って、客観視できるようになったからかもしれません。
いま、新たにいろいろな仕事やプロジェクトをやっているのですが(そのうちnoteにもまとめようかな)、成功哲学ジャンキー時代に入れた知識、経験が驚くほど役に立っています。
結果を出すためのマインドセットや行動の仕方、メンタルや体調の管理、改善の仕方、話の聞き方、人との向き合い方、数えればキリがないほど、自分の血肉になっていることがあります。
当時読んだ本や、受けた研修の資料、何十冊とあったノートは、全部捨ててしまいました。でも、自転車や水泳やスキーと同じように、一度身体で覚えこんだ知識は一生忘れないのかもしれません。
ここまで一個人の回顧録にお付き合いいただいてありがとうございます。何にもやることがないけど何か文章を食したい日に、引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです。おもろいと思ったらシェアしていただいて、今悩んでいる・頑張っている若者や、過去の自分を封印している大人に届いたらなお嬉しいです。よろしくお願いします。
このあとは、寝たきり生活をきっかけに左脳が機能しなくなり、右脳全開お花畑になった「#スピリチュアルどっぷり編」がスタートします。右脳過多になるとだいたいこんな感じになるよ、という説明にぴったりのTED動画があるので貼っておきますね。視聴すると、左脳停止のイメージがだいぶわかると思います。
それでは、お付き合い本当にありがとうございました。「成功哲学ジャンキー編」おしまいです。