荷詩樹家のこと(2)
荷詩樹家のことを応援してくれる人が日に日に増え、そろそろ「荷詩樹家とは何をしているところなのか」をお伝えしていきたいな、と思い新シリーズをスタートしました。
空間としての荷詩樹家 ←今日ココ
概念としての荷詩樹家
縁としての荷詩樹家
空間としての荷詩樹家
2019年頃から構想してきた荷詩樹家。これまで色々な方が来てくれました。荷詩樹家はどんな空間?と聞かれれば、みんなバラバラの答えを言うのではないかと思います。まずは私自身が捉えている荷詩樹家像について3つ、述べてみます。
1. プロジェクトセンター
一つは、人生で「いつかやってみたいな〜」と思いながらも、まだ叶えていないことを実際にやってみる場所。自らの、もしくは誰かのプロジェクトを企画・遂行する場所。
これは、やりたいことをやっていた方が人生は楽しくなるのでは?という、極めて個人的な経験則と、早くに親友を亡くした経験とに基づいています。「いつか」って結構来ないことが多いですからね。でも人生は楽しくなくてもいいし、やりたいことをしない自由ももちろんあると思います。自分次第。
2. 安全地帯
生きていたら「あ、もう無理だ」と思う瞬間って少なからずやってきますよね。みなさんも、一度や二度や三度や四度はあったと思うんです。生き方次第だけど、これからも全然あると思うんです。そんな時に、最悪の選択肢を選びそうになる前に、とりあえずここに行けば大丈夫という場所を作っておきたいなと思っています。
これは、私が大学4年生の春休み、社会に出る寸前でフィジーに留学した経験が大きく作用しています。フィジーの記事はこちら。
3.暮らしを楽しむ
ただただ美味しいご飯を食べたり、みんなと「暮らし」をする空間。仮にプロジェクトが成功しなくても、なんだかんだ、一緒に餃子作ったり、鍋つつきながら深い話したり、気を許せる友人たちとの時間を持てるのは、シンプルに幸せです。荷詩樹家に集う人は、とにかくみんなやさしいです。
みんなに聞いた荷詩樹家
荷詩樹家というものがまだ何なのかも定まってない頃から、荷詩樹家に来てくれている友人たちに聞いてみました。私以外の人はどう感じているのだろうか。
Q. 「あなたにとっての荷詩樹家ってどんなところ?」
A.
こんなところあっていいんだー。お互いがお互いを尊重できる場所。
内向型の人たちばかりなのが良いように作用してる。お互いのことを理解しようとする場所ってなかなかないなと思う。プライドが高くて卑屈な部分もある自分をなんで受け入れてくれるんだろうって不思議。
A.
奥底に眠ってるワクワクを引き出してくれる場所、みたいな感じでしょうか!
A.
みんなの回答が良すぎ。泣かしに来てる…?
充電と創造のバランス
荷詩樹家では色々なプロジェクトが進行しています。
2017年ごろから企画をあたためてきたコーヒースタンド、イノシカ珈琲や、うつわと生活工藝品を扱うライフスタイルショップ、青稲舎。オーガニックトマトソースの加工・販売。量り売りの八百屋。コワーキング&お昼寝スペースなど、みんなの「これやってみたい」「こんな空間があったらいいな」が日々現実化していってます。
もちろん簡単でないことや想定外のこともあり、3歩進んで2歩下がったり、全然思い通りに行かなかったね〜なんてこともあります。疲れちゃったらお茶を飲み、少し散歩したり、美味しいものを食べたりして、充電してまた創作活動に取り組む。そんな感じで進めています。
自分がまだプロジェクトをできるほど元気ないんだよね、という人もいます。いいじゃないですか。散々充電して、やりたい!が溢れたらその時何かやればいいし、もちろんやらなくてもいい。何かをしなければ価値がない、なんて思わないでほしい。
プロジェクトのある人生
最後に「プロジェクトのある人生」という作品をお届けします。
荷詩樹家を応援してくださる方には、「プロジェクトの成功を応援する」のではなく、「プロジェクトを通した人生の好転や成長」を応援していただけたらとても嬉しいです。
「プロジェクトのある人生」
プロジェクトのある人生は楽しい。
ゴールに向かって、進んで行く感覚があるから。
プロジェクトは、みんなと喧嘩したっていい。
本気でぶつかることで、自分を前に進めることになるから。
プロジェクトは、サボったっていい。
やめずに長く走り続けることが、最後には成果につながるから。
プロジェクトは、延長したっていい。
そこで大事なことを見つけられたってことだから。
プロジェクトは、途中で帰ったっていい。
自分にとってもっと大事なことを見つけられたってことだから。
プロジェクトは、成功してもしなくてもいい。
取り組んだこと自体が、一生の財産になって行くから。
プロジェクトのある人生は楽しい。
明日の心配もしない。来週の予定も考えない。
目の前のことに、集中する人生になるから。
つづきはこちら。荷詩樹家のこと(3)
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●荷詩樹家
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