謎の衝動にしたがってみる~突然のチョリソー祭り~
「あ、なんかチョリソーを祭りたい」
数年に一度、私の中に突如あらわれる謎の欲望である。
昨夜、久しぶりに(3年ぶりくらいに)ふってわいた気持ち。
スーパーで、いつもは買わない「チョリソー」と、
ふと目が合う。
「チョリソーを祭りたいな」「よし、やろう」
買って帰って、フライパンで焼いて、家族と食べた。
「祭る」といっても、大がかりなことではなくて、
写真のように小さな旗を即席で作ってたてるだけ。
そして、「チョリソ!チョリソ!」と小さなかけ声と共に
神輿気分で食卓に持っていく。
ただそれだけ。
それだけだけど、なんかちょっと、小さな小さなお祭り気分になる。
夫にとっては三度目の遭遇。
「出た、チョリソー祭り!」
「チョリソ!チョリソー!」
慣れた感じで一緒にかけ声をかけてくれた。
免疫のない娘と息子には、
「なにこれ?」の世界である。
以前はチョリソーだけをこんもり盛り付けていたが、
今回は息子用に半分はいつものあらびきポークにしておいた。
この「チョリソーを祭る」という謎の衝動に、
いまだ説明はつけられないのだが、
漠然と、この先も、ふと沸いたこの衝動には従いたいなと思っている自分がいる。
ささやかな、謎の衝動を許すのは、
自分をちょっと大事にしている感じがして
なかなか心地が良いものだ。
まわりにとっても、ただ夕食にチョリソーが出てくるだけのことだし。
アリでしょ。アリアリ。
さぁ、今回のチョリソー祭りも無事終了。
これでまた何年かは、チョリソーのことを忘れてくらす。
次はいつになるだろう。
もしかしたら次は、娘と息子も「チョリソ!チョリソ!」と言ってくれるかもしれない。
少したのしみでもある。
.
.
.
みなさんにも「謎の衝動」はありますか?
さーでした!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?