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チベット便り005 Idiot Riot

Do not let the behavior of others destroy your inner peace .                          あなたの中の平安を壊す人の行いをそのままにしておかないこと。       ダライ・ラマ14世                                                                                       

もう、こんなのこりごりだって体験を、不本意ながら繰り返して
まだまだ修行が足りないのか、私の内なる平穏を乱す輩に
カビカビ(ヒンディで、たびたび。サムタイムス。)出会ってしまう。

仕返しを考えるなんて、あんまり良くないとは思うが、
ムカついてしょうがないので、脳内で復讐をする。

嘘をついたヤツに、針を千本送ってみたらどうだろうか?
恐怖を植え付けることはできるだろう。
コストは、三千円くらい。あと郵送代。
      
でもやっぱ飲まれても困るし、針千本の無駄遣い。
針は、布を縫うのに使うものだし、
一生何かを縫い続けても千本は使いきれないであろう。

そして、「針千本飲ませる」ってこと自体が嘘だということに気づいた。

エピメニデスのパラドックスを思い出した。                 

紀元前6世紀頃、                             クレタ人の哲学者エピメニデスが「クレタ人はみな嘘つきである。」と言って、 それが真実であるかを考えた時に生じるパラドックス。            

今の世の中では、誹謗中傷だー!で済んでしまうだろうけど、         当時のクレタ人は、一つのことへの探究心みたいなものが備わっていたのかもしれない。屁理屈ともいうが。ひつこいともいうが。

ちなみに、

2018年にはクレタ島で嘘つきの世界一を競うライアー・マスターズ     が開かれず、主催団体クレタ・ライアー・マスターズ委員会が優勝した。    委員会の呼びかけで世界各国から32人の嘘自慢がクレタ島に集まったが、   主催団体は現れず、翌日「そもそも、そんな大会存在しない。」と発表。    同時に委員会が優勝して賞金1万ユーロは委員会に贈られた。参加者スミスさん(35)は、「クレタ人はいつも嘘つきだ!」と憤りを隠さなかった。     

という嘘もあります。

ハリセンボンを飲ませるっていうのもアリだな。

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