Sweets Stories054 ヤムナー川の女神ヤミ参上
B.G.M. "High and Dry" Radiohead
世界一水質が汚いといわれるヤムナー川は、インド七大聖なる川の一つ。ガンガー、ヤムナー、サラスワティ、シンドゥ、カベリ、ナルマダ。ガンガー、ヤムナー、サラスワティの三つの川は、特に神聖で、三川の合流地点はトリヴェ二サンガムと呼ばれ、ヒンドゥ教で大変重要な聖地です。
見ていると何故か切なさが襲ってくるデリーで見るヤムナー川は、ウッタラーカンド州のハリドワールの北、ヒマラヤ山脈下部バンデルプーチ山頂の南西斜面にある高さ6387mのヤムノトリ氷河を起源とした、全長1370kmのインドで二番目に大きく、もっとも長いガンジス川の支流です。12年ごとに開催されるヒンドゥ教の祭りクンブメーラの会場となる聖地プラヤグラジのトリヴェ二サンガムでガンガーと合流します。ガンガー、ヤムナー、サラスワティの3大聖なる川が合流する地点です。サラスワティ川は架空の川なので、現実的にはガンガーとヤムナーの二つの川が合流する場所です。
ヤムナー川の女神ヤミは、太陽神スーリヤとサンジュニャーの娘で、双子の兄は、閻魔大王として有名な死者の国の王ヤマ。死の主である兄ヤマに対し、ヤミは生命の女神。ガンジス川の女神ガンガー(パールヴァティの妹)と同じくヒンドゥ教で崇拝されている女神で、その神聖な水で沐浴すると、すべての罪を洗い流し、輪廻(サムサーラ)から解放されると信じられています。
インド三大祭り(ホーリー、ダーシャラー、ディワーリー)の一つ、光の祭典ディワーリー五日目のバイブージでは、兄弟姉妹の絆を祝い、妹ヤミーがティラカ(額に施す宗教的な装飾)を施し、兄ヤマを歓迎したことを象徴しています。
色は黒く、水がめを持ち、川のほとりで亀の台座に立っている美しい乙女の姿で描かれます。
人間界でもっとも汚い川といわれるヤムナー川。ガンジス川がクリアーで、ヤムナー川はグリーニッシュと表現するそうです。もともと澄んだ水がどのように黒くなったのかは、いくつか伝説があります。
ヤミのお祭りは、ヤムナチャート(Yamuna Chhath)と呼ばれ、チャイトラ月のシュクラパクシャのシャシュティ(6日目)に祝われます。
この日は、ヤムナーが地上に降り立った日であり、ヤムナジャヤンティ(誕生日)として祝われます。
ただのダジャレではあるが、私の本名には、ヤマが付き、略せばヤミになるわけで、親近感を持つのもやむを得ない。
姉の死に動揺し、悲しみ、時間の経過がわからなくなっていた私は、ヤミ同様、神々のおかげで時の経過を理解し、最近やっと、ゆっくりとではあるが、悲しみから立ち上がった。8年も経ってたんだ。
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