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3rd season; ヒマラヤ便り

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The diary of my cinematic ordinary life in northern India village.インドのお祭りや風習、日常。インドくるるん滞在…
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2021年6月の記事一覧

ヒマラヤ便り16号 祭り 夜の部

ナマステ〜! 日が暮れて、雰囲気が変わり、少し感傷的になりました。 「こっからはみんな踊ってよーし!無礼講!」とアテレコしてみました。 ベテラン勢の踊りがはじまりました。 いい感じ! Is this love? 

ヒマラヤ便り15号 祭り 日暮れ時の部

ナマステ〜! 火が暮れてきて、踊りが始まりました! 盛り上がってきた〜!このまま夜の部へ突入!

ヒマラヤ便り14号 祭り 昼の部

ナマステー!今日は村のお祭りです。デヴが奥さんお手製のジャレビをくれました。いろんな意味で甘ーい。いくつかの隣村からもたくさんの人が集まり、   広場がにぎわっています。 女衆は、炊き出し。ジャレビ山盛り。黄色いオーニングが好き。 伝統衣装を纏った男女がペアで輪になります。 だんだん日が暮れてきました。音楽が谷に木霊し、中心に火が点けられました。 続く。 今日のかわいいちゃん。

ヒマラヤ便り13号 ヴァルナとジャーティ

インドでは外国人の私は、カースト外の人。                 前知識として知っていたのは、そのことくらいで、インドの旅になんら支障はなかった。けれど今旅は、ゲストハウス滞在がホームステイ化していき、儀式や祭事を見て、生活の中でのローカルのルールみたいなものに触れる機会が増えた。 カーストは、インド人の生活には重要で深い。外国人がとやかく言えることでない。というか理解すら出来ない。こんな難しいルールがみんなに浸透していることがすごい。一緒にご飯を食べない。とか、食

ヒマラヤ便り12号 マニカランスイーツ

ダベお勧めチャイ屋を出て左側にスイーツ屋さんがある。           スイーツ屋さんは、祝いの席に欠かせないので、カーストが高い。       とおじさんが教えてくれた。 ファーストシーズンでは、偶然会ったゲストハウスの隣人デニスが、      路上で売ってる温かいグラブジャムンをシェアしてくれ、           歩きながら突いたが衝撃的甘さに震えた。                  「チャイの甘さも衝撃的だが、なんぼなんでもマニカランこれはやり過ぎでは?」とデニ

ヒマラヤ便り10号 マニカラン アタック

ナマステ! 今日は、バスに乗ってマニカランに行きます。                マニカランは、ヒンドゥとシークの巡礼の聖地で、シヴァ、ヴィシュヌ、クリシュナ、ラーマのヒンドゥ寺院とグルドワラ(シークのお寺)が点在し、標高は1760m ほど、温泉があります。マニカランは水晶の産出地としても有名です。聖地で産出されるこの水晶は、マニカラン水晶と呼ばれ、浄化効果とエネルギーを高める効果が特に強いそうです。おじさんは、この山自体が水晶だと言っていましたっけ。 野良牛さん達が

ヒマラヤ便り11号 潜入!女人禁制!火の祭り

女人禁制!満月の夜の秘祭 ヤグナに女の私くるちゃんがのこのこ行ってみた。 ナマステ! 村の青年ダベジーが、「今夜、ローカルのお祭りがあるから見においで。」   と誘ってくれたので、インド人女子のナヴィに一緒に行こうと言ったら、   「女は行っちゃ行けないお祭りだから私は行かない。」と断られた。     「一応私も女なんだけど、行っても大丈夫なのかな?」と聞くと、      「ダベが来ていいって言ったなら大丈夫なんじゃない?」ってことで、     村のイベント程度に思って、

ヒマラヤ便り9号  रास्ता ラスタ 道

マタジ(お母さん)に挨拶をすると、                    ちょっとキレ気味に「ラスタ!ラスタ!」と言った。             私は「え?ラスタ?」と聞き返す。                     マタジは、そうだと言わんばかりに「ラスタ!」と答え、           私はまた「ラスタ?」と聞き返しながら、そんな訳ないかと思いつつ、     デヴが先日大きな街で買ってきたと自慢げに掲げたボブマーリーの旗に     目をやった。 マタジは、話にな

ヒマラヤ便り8号 चंद्र チャンドラ 月

チャンドラは、私を「ジャパニ」と呼ぶ。間違っていないし、小学生の時、仲良くしていた朝鮮人のおばさんを、親しみを込めて「朝鮮のおばさん。」とか、「角のおばさん」と呼んでいた感覚と同じと思う。チャンドラが奥のキッチンに居て、近所の少女が店にいた時、恥ずかしそうに私の来店をチャンドラに知らせてくれた。チャンドラは、調理中で声が聞こえにくく、大きな声で「え?ジャパニか?」と言った。少女は、私の方を見て答えにくそうにしていたので、「はーい!ジャパニです。急いでないので大丈夫です!」と返

ヒマラヤ便り7号 今旅のゲストハウス

ナマステー!デヴのところが満室だったので、                今旅は、前にインド人のまーちゃんが居たところにした。           ※インド人のまーちゃんとの物語は1stシーズン スイーツストーリーズでお読み下さい。 マリーゴールドの生垣を通っていくよ。 野菜や果物の行商さん。殻付きピーナツを買おうとしたら、秤にシャバいのばっかり入れるから、自分で選ばしてってお願いした。あんま通じなかった。すっとぼけてる気もするが。 柿の木があって、果実はジャパニーズア

ヒマラヤ便り6号 現場監督

10月から11月。ヒンドゥは、結婚シーズンだそうだ。           村の青年が結婚するので、階段のコンクリを打ち直している。         そこへかわいい現場監督が登場。 優しくも厳しい視線。 時には、檄をとばす。 反対側へ移動し、細かいところまで目を光らせる。 あ、バレた。

ヒマラヤ便り5号 バデル、パパになる?

ナマステー!ナマスは、敬います。テは、あなたを。って意味なんだって!   ヘッダーの写真は、疑惑を持ったきっかけの写真。              コーヒー(母)、ミルク(父)、カフェラテ(子)でしょ、絶対に。 これは、はじめて会った時の写真。ニコが『フルラヴ』ってタイトルをつけた。 見比べると、今の彼女とは、ちょっと違うかな。やるね!バデル! バデルは子供がいるか?カフェオレが子供じゃないか?とおじさんに聞くと、 「可能性はある。白くて目立つからモテるんだよ。」と教えて

ヒマラヤ便り4号 बादल baadal 雲

本名、スピーディー・ゴンザレス。 「ビュー!って走る姿がルーニー・テューンズのネズミ、           スピーディ・ゴンザレスに似ているから。」と教えてくれた。 ピンと来なかった私に見たら絶対わかるから、日本に帰ったら調べてごらん。  とニコが言った。 ご主人は、ニコ。 ニコが不在の時は、私の日記を勝手に読んだデヴが     世話を任されている。  世話と言っても、この辺の犬たちは、首輪もリードもつけず、 自由にプラプラしてるので、お客さんの

ヒマラヤ便り3号 Entrance to Freedom

ヘッダーの写真は、自由への入り口。                    インド人アーティスト、スマイが描いたシヴァとパールバティ。ヒンドゥのシャクティ信仰の象徴であるアルダーナリーシュバラ。 のっけから道がそれましたが、本道に戻りましょう。 ひたすら道なりに。道一本だから、間違えようがないのでご安心下さい。 この可愛いお家が見えたら、もう少し! 道の途中で、ラクリ(薪)を割っている。なんと、その中にデヴを発見!    前回お世話になった時、着火用に使う油を多く含んだ