ネイティブのように外国語を話すのは一生無理だと私も思う
ピースの綾部さんが5/19から始めたYouTubeチャンネルが話題になっていたので拝見したのですけれども。
彼はbe動詞がなんだか分からない状態でNYに移り住み、まったくのゼロから英語の勉強を始め、ネイティブ英語が話せる日本人の先生から『はっきり言って、このままでは一生しゃべれないです』と言われ、渡米2年目の現時点で英語レベルが10,000点のうちの4点と採点されたとのことですが……
2回目の動画の後半に、アメリカ人の先生と会話しているシーンが入っていて、それを見たら。be動詞もわからないレベルから始めたわりに、十分に、相当話せていると思いました。
と、何者でもない私なんかがいうのも大変烏滸がましいんですけど。
だって、動画の前半で、あんなに英語を勉強したのに全然話せないって散々いっていたのに、ちゃんと、自然に英語を話されているんですよ。
ご本人もおっしゃっているように、見る人によって「十分に話せてる」「5年もいるのにそのレベル?」と、感じ方はまちまちだとは思います。とにかく、かなり努力されたんだろうと推察します。
ここからは私語り。
私は小学生高学年で洋楽に目覚めてから英語の勉強を始め、中学では毎度テストで100点満点をとり(文法番長だったww)、高校は英語科でさらに突き詰めて勉強して(大学ではドイツ語に脱線ww)、今は翻訳の仕事をしていますが、実際にLAで生活するとなるとしょっちゅう「ネイティブ英語の壁」に突き当たります。
あんなに勉強してきたのに、あれはなんだったんだろう、と。英語ではなくて別の言語だったんじゃないか、とwww
特に、歳が歳なんで、病名・医療関係の言葉を新しく覚えるのに苦労しますねw
あと、80年代から脈々と続く「Valley Girl語 (Valleyspeak)」には、苦労するというか、たまに耳に入ってくるとイラッとしますw あのやたら語尾が上がる感じ。やたらOMGを多用する感じ。
私が住んでいる地域はまさにThe Valleyで、Valley Girl語の発祥の地なのです。若いギャルだけでなく、私と同年代ぐらいのBBAでもいまだにそんな感じで話す人がまあまあいるんですよw
まぁでも発音に関しては、LAもNYと同様に色々な人種、色々な国からの移民がいるので、さほど気にしなくていいのかなってここのところは思います。
その国で生まれ育っていない限り、外国語を発音的にも語彙的にもネイティブのように話すのは、まあまず無理でしょうw もちろん非ネイティブでも、限りなくネイティブに近く話せる人はいますが、生まれ育っていないのでやっぱり100%ではない。
でも、そこはどうでもいいのかと。ただ、謙虚に勉強し続ける姿勢は保ちたいですね。
ただ、アメリカ生まれアメリカ人歌手のニック・エドワーズさんの日本語は、発音的にも語彙的にも限りなくネイティブ日本語話者に近いと個人的に思います。生まれ持った才能とものすごい努力の賜物なのかと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?