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産婆.

産む=生まれながらにして生まれ変わる

と言ってくれた方がいました。

感じ方は人それぞれとして…
私はいろんなお産に携わらせていただいてきて、その表現には大きく頷いてしまった。

もちろん、物事に意味を持たせるのか、持たせないのか、それすら人それぞれだから、その感覚を押し付けることは出来ないし、私自身は、「生まれ変わる」と言う感覚とはまた違った感覚のお産を味わったから、言葉にすると、百人百色、本当にそれぞれだと思う。

ただ間違いなく言えることは、
ママも赤ちゃんも、
命懸けの大仕事をしたってこと。
どんな形のお産であれ、それだけは紛れもない事実。

病院なのに、畳で動き回って好きな姿勢で好きな人と一緒に産めるお産を学ばせていただいた経験が、私の助産の礎になっていることは間違いない。
だから、自宅出産も助産院出産もクリニック、病院でも、どこでもいいと私は思っている。

大切なのは、
「自宅で産むか、助産院で産むか、クリニックで産むか、病院か」
テーブルに並べて、じっくり検討してみること。

産む場所が減っていて、妊娠したらすぐに予約しないと産めない‼︎そんなことを言われる時代もあったけど、今は益々こどもも減って、産む場所も限られてきている。
だからこそ、1%しかない、自宅出産+助産院出産を、なくしてはいけないと思う。

選択肢がある、ということ。
それを守ってくれている、戦士のような助産師さんたちがいるということ。

その、めちゃくちゃカッコいい戦士の元で、微力ながらお手伝いさせていただけることに、心からの感謝とリスペクト。

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