ビジネスmakingクラスで涙がとまらなかった理由。
今年もまもなく折り返し。
けれどまるでもう、今年が終わったかのような(いやたぶんたしかに一度終わった気がするほど)感動に包まれた時間を、昨日は過ごすことができました。
こんにちは、コミュニティオーナーという生き方を広げたい!
手帳のGAKKO理事長、菱田紗絵子です。
ちょっと今現在の話になるのですが、ちょうど昨日開催されたビジネスmakingクラスの「卒業制作展」について、今日はどうしても書きたいので書かせて下さい。(え、アメブロでかいたじゃん、とか言わないで)
優しくて可憐な人が、傷つく世界。
ビジネスmakingクラスというのは、手帳のGAKKOに設けられた「ビジネスをしている、あるいはしていきたい女性」を対象としたクラスです。
なので、いわゆる「起業女子」が集まります。
わたし自身ももちろんそのひとり。
実際に起業してからこの6年間、周囲を見てきて思っていたことは、「派手で、パフォーマンスに優れた人が生き残りやすい」世界だということ。
それは裏を返せば、人の気持ちを思いやれるような、優しい人にとっては、なかなかどうして生きにくい。
それが、起業女子の世界だとわたしは思っています。
いえ、誤解しないでください。
売れている起業女子が「自己中心的で、周りのことを考えてない」と言いたいわけではないのです。
そうではなくて「周りは周り。わたしはわたし。自分で決めたことはやるわ!やりぬくわ!!」といった強めのメンタルを持ち、「わたしの強みってここだから、ここを打ち出したほうがいいかも。」という客観的視点を持てる人。
そうやって行動して行動して行動し続ける人、そして適切な学びを適宜取り入れながら、自分をアップデートしていける人が、結果「売れている」のですよね。
そういうタイプに圧倒されて、「あの人みたいに~できないし。」とか、「わたしなんて……。」と自分に自信が持てなくなってしまう。
そんな優しい女性が、起業女子の中には一定数いると感じています。
安心するつもりが、ライバルが増える。
そういう優しい女性は、真面目でもあるので学ぶことには熱心です。
良いものは取り入れようと学びながら、出逢うのがさまざまな「協会」などが提供する講座だったりします。
わたしは、特定のどこか協会を批判するつもりでは書いていませんし、協会ビジネスをディスるつもりもありません。(わたしも日本ノートメソッド協会の認定講師ですし、それから自分自身でも昨年協会を立ち上げたところです。)
でも、「仕事にしよう」と協会の講座を受けて認定講師になっても、集客で苦戦してしまう方が、一定数いるということについて、ずっとどこかで考えてきました。
「これはすごい!」と思って講師になる。なったけれど、思うように売れず自信をなくす。
自分のオリジナル商品をつくる自信はないけれど、「これなら自信をもってお勧めできる!」そう思って認定講師になったのに、ふたを開けてみると別の、もっとキラキラしている認定講師がたくさんいて。
その人たちと自分とを比べて、落ち込んでしまう。
そう、安心したかったのに、いつしかライバルが増えていく。
それってとっても、もったいないことだと感じています。
やっぱりわたしのオリジナルが欲しい。
ちょっと話が脱線しました。
昨日の主役(と言ってもいいでしょう)となったのは、コツコツと続けてきて、協会のコンテンツを売ることは「できる」、そんな女性でした。
一定数が「資格をとったけれど……」となるなかで、彼女はコツコツと活動を続け、自分の届けたいことを届けていく、それを繰り返していました。
けれどずっと思っていたこと。
それは、「わたしだからできることってなんだろう」ということ。
ビジネスmakingクラス(通称BMC)に入って、半年たつけれど、仲間たちが風を切って進む中、「わたしだからできること」を見つけることはできずにいたのです。
そして迎えた卒業制作展。
3つのチームがそれぞれに発表します。
メンバー全員の出番のある、とても魅力的なコンテンツの発表が続いた後、ラストは、彼女のチームの発表でした。
そのチームの発表内容に、驚きました。
なぜかというと、そのチームの発表したコンテンツは、他の4人はどこにも登場しない、彼女が主役の、彼女だからできる、「オリジナルコンテンツ」だったから。
心のまんなかで、つながるんだ。
そこにあったのは、その発表のなかでたしかに見えたのは、掛け値なしの「愛」でした。
まさかこんな形で、ただでさえ自分のことで慌ただしいのに、自分以外の仲間のコンテンツをつくるためにチームが一生懸命になったなんて。
予想外の展開に、思わず涙が溢れました。
悩みながらも、誰よりもメンバーを応援し、積極的に動き、みんなに貢献し続けた彼女にぴったりのコンテンツ。
誰よりも悩みに悩んだ彼女だから寄り添える、そんな内容でした。
発表が終わって、わたしからのフィードバックタイム。
なにかしゃべらなければと思ったけれど、なにも言えなくて、やっとの思いで絞り出した言葉は、「これはいけん……。」でした。
そのくらい、感動した。感動しました。
3年前、現ビジネスmakingクラスの担任、金政ゆかさんと「あきらめる起業女子を救わなくては!」そんな話をスターバックスで何時間もしていました。
あのころ描いていた未来がたしかに、目の前に実現した瞬間でした。
ビジネスmakingクラスをやってよかった。心底思った瞬間でした。
以下、わたし自身の備忘録もかねて、関係者たちのブログを貼っておきます。
主役の彼女、ことあゆちゃん。
名サポーター、同じチームのmamiさん。
担任であり、この制作展の発案者、金政ゆかさん。
本当に、みんなに感謝です。
もちろん他のチームも素晴らしかったですよ。
もう、終わった感満載!!なビジネスmakingクラスですが、まだあと半年あるから(笑)
まだまだみんなで駆け抜けよう!!
心のまんなかでつながっていける、素晴らしいメンバーたちが誇らしいです。
これからもよろしくね。
というわけで、今日はわたしのコミュニティ、手帳のGAKKOのビジネスmakingクラスのお話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?