遺品整理
遺品整理と同じくくりで、ウチはリフォームや庭の整理も行います。
先日うちの職人から聞いた話を書きます。私が忘れない為のメモです。
職人と言っても、マツリヌシ免許を持っている人。
マツリヌシとは、結婚式や葬儀に至るまでの祭事を行い人です。
当然ながら、私も免許を持っています。
土地には故人の思いが残る
庭の整理とは庭木の伐採や剪定、除草作業のことを指します。
現在施工中の現場での出来事。
草刈機で作業中、植木の元に石が沢山置いてあり、機械の刃を何回も取り替える事になった。
木の周りに置いてある石は木を守るように囲ってある。その石を見た瞬間、胸が熱くなった。
この家の主であった、施主様のお父様は家がいつまでも繁栄するように、子供達がすくすく育つようにと何本も木を植えたのだろう…
大切に、大事に作業しなきゃ…
大切な土地だから
私は、作業が終わり会社に帰ってきたマツリヌシの言葉を聞いて涙が出そうになりました。
遺品整理や生前整理を始めて…この人達と始めて良かったなと心底深く感じました。
エネルギーは残っている
私達は、故人の残した思いの事をエネルギーと言ったり、情報という言葉に置き換えて話をしています。
思いをかけてやったものほど、亡くなった方のエネルギーが残っているのです。
その結果、遺品整理をやった後は作業した職人達、なんか変なんです。会社に帰ってきて、塩を体につけたり、目をつぶって浄化上昇というエネルギーを処理する方法を皆がやります。明日も安全に作業出来るように、今日自分に入ったエネルギーとやらをゼロの状態に戻すのです。