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天津甕星(アマツミカボシ)続き

 前回書いた、天津甕星(アマツミカボシ)別名 香香背男(カガセオ)の訴えですが、実はまだまだ続きはありまして…
 ご本人は、相当お怒りなので、ある事ない事、口に出している状態でした。
例えば「国譲りの際、草木が先に裏切ったので、水源は絶ち、山は死ぬだろう」とか「草薙剣も役割を終えるだろう」とか、長年閉じ込められていた事と、出てきたら自分が悪神にされていたと知り、その怒りに任せて脅してくるような感じです。

ただ、本当に訴えたいのは「私(アマツミカボシ)は、悪神ではない。国譲りに際、最後まで戦ったこの地の神だ」ということ。

そして、建葉槌命(たけはづちのみこと)によって、岩に封じられ、さらに鹿島のタケミカヅチ、香取のフツによって、長年抑えられていた事実があると訴えています。

香取神宮と鹿島神宮の要石ですね。ナマズを抑え、地震を抑えている伝説の石。この謎というか、秘密をサラリと言っていますが…。要は三神で抑え、その地震の元と言いますか、何と言いますか…カガセオだったという告白でしょうか。

この封印が解かれたことによって、地震が起こる?それとも要石に異変、変化がある?大難が小難に、出来る事なら小難が無難に変わってくれればいいものです。大きな災害は避けてほしい。

神社はその為に存在しています。お願い事をする場ではなく「この地を使わせていただきたい」「住まわせていただきたい」「食べ物を作らせていただきたい」ですから、どうか鎮まってください!と神を鎮めるための社でした。そこの地の神を祀って、余計なものを増やさず、無くさず、感謝してご挨拶してみてください。

さて、カガセオの言い分に戻ります。久しぶりに、外に出てきた感想は…「誰の許可を得て、山を崩し、川を曲げてるんだ」と、これまた御立腹。「東京に関しては、どこで政(まつりごと)ごっこやってんだ」と、さらに御立腹。
「人間ごときが(本当の口調はこれほど悪くないのでしょうが、現代語訳すると、このような口調で書き留めないと治まらないほどの怒りですので、見苦しいでしょうが、お許しください)この地を治めているつもりになって」

太陽光パネル、風力発電にも怒っていました。
太陽光パネルは、感覚的な事を言うと、たぶん、皮膚の皮を剝がされて、さらに訳わからないものを貼り付けられている痛みというか、うっとしさというか。

風力発電に関しては、血管も筋肉がある場所も関係なく、太い棒を体に突き刺されて、血流が途絶え、感覚がない感じです。

山の土留め?山肌にコンクリートを打って、山崩れを抑える工事に関しては、新陳代謝を強制的に止められて、肌呼吸も、汗もかけない感じです。体を震わせたり、掻きむしったりして、崩したくなるような、感覚。

川の流れの変更に関しても、流れるべきところに機嫌よく流れていたのに、勝手に流れを変えている事に怒っています。

※火力発電や原発に関しては、わかりません。

また、薬物(農薬、除草剤、コンクリート工事、舗装工事など)による、耐えがたいほどの痛み。しかも、本人の感覚ですと、かなり深いところまで浸透しているらしく、痛みによる怒りも相当なもの。
すべて、ひっくり返して、早く元に戻したそうです。

ご本人は、日高見とおっしゃっていますが、どの範囲のことなのかは、わかりません。※これも感覚ですが、かなり広い土地を指していることは間違いありません。

本日は、ここまで。




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