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「色々な生き様」毎日ショートエッセー:古い羅針盤131章

先月、亡くなった近親者の7回忌があり、帰省した。老いたとは言え、今も元気な近親者の片割れを見て、ほっとした一面、相変わらずのマイペースと自己肯定志向には呆れた。成功体験者の多くが陥る病症でもあるが、老いと言う自然の摂理の中で、それに敢えて贖うことは空しい。むしろ、周囲の助けを有難い事と謙虚に捉え、静かに余生を暮らし、残す者たちへと清く全てを与えることを良しとすべきかと感じた次第だ。
 

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