「法人になるとは? 1」毎日ショートエッセー:古い羅針盤129章
長い間、盲信していた会社教。それによって破壊された人生を悔い改めて、一度リセットした人生。それでも、やはり最後は燃え切れずに、今、又、こうして一人法人を運営しているのだから、余程法人と縁が深いのかも。かの賢人がホモサピエンスの第一の特徴である虚構好きのど真ん中に位置するのが、この会社なのかもしれない。社会を言葉でひっくり返すと、そのものだし、会社は社会の一員故に、法人と人格化されてもいる。尤も、その成り立ちは意外に知られていない。それを根気よく、且つ、鋭利な視点で見詰め直したのが、この本文である。「株式会社の世界史 「病理」と「戦争」の500年」:平川克美氏を読んでいる。
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