「平和と長寿の関係 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤129章
今や、人生100年時代と言われる先進諸国。第二次世界大戦後、費用対効果で戦争は非経済的と学び、大戦から逃れて、グローバル化経済の元、全世界が以前より平和で豊かになったことは確かだろうと思う。現に人口は増加し、各国のGNPは増加の一途だからである。もちろん、懸念はある。SDGsのアジェンダとして要約されているが、要は地球の生態系の疲弊である。人類に偏った社会はどうも宜しくないようだ。とは言え、平和のお陰で長寿となった私たちは、少子高齢化と嘆くばかりではいけない。そうした新たな現実を直視し、どう生き貫き、どう社会貢献を果たしてゆくかが重要である。唯の社会的ぶら下がりではなく、老いてもなお盛んな精力を持ち、少しでも時代の活性化に役立つことが大切なはずだ。「90歳、老いて ますます日々新た」:樋口恵子、 岸本葉子氏を読んでいる。
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