「人生論に至る」毎日ショートエッセー:古い羅針盤134章
人間は生き甲斐が必要である。それは言い換えれば夢を持つと言っても良いだろう。が、一方でそれを叶えるには資金も時間も必要で、一般論で言えば、若い時、時間は在るが、資金が足りない。一方、老いて来ると、もう後の人生は残っていないというジレンマである。至近な例で言えば、FIREも其処に課題がある。以前、真のFIREなる著書を紹介した事があるが、其処には究極のライフの在り方が示されていた。筆者の夢は旅する事。そして、著作に励む事であった。そうなのだ。資金作りは手段であって、目的ではない