「不動産業界という巨大さ 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤141章
先日、NHKで例のオリンピック宿舎後の都心マンションの販売について、レポートが在った。一般向けに安価なマンションを提供しようという目論見に対し、狡猾な買収が何件も在ったらしい。そうして大量に仕入れた物件を高額に転売したり、賃貸したりで、暴利を貪ったとか。私も資料を取り寄せ、住居として検討したが、家人の収納スペースが不足、交通環境が劣悪との酷評で、販売交渉にまで至らなかった経緯がある。やはり、不動産は元手が必要だ。あるいは、多額の借金で購買し、何十年後かに資産化する長期ビジョン