💐おうち活け花 ～カーネーション編②

もうすっかりお馴染みの（？）「おうち活け花💐」のマガジン、本日はカーネーション編の第二弾です。

第一弾はこちら▼

こうして見ると、カーネーション特集は第一弾からかなり間があいていますね。カーネーションの切り花は、通年どこでも販売されているため後回しになりがちで、ついつい季節限定の花々を優先して投稿してしまいます。切り花業界では、今はチューリップやラナンキュラスが旬でしょうか。外は極寒の冬ですが、一足早く春の花々が出回っています。（ちなみにうちでは、こうして記事を作成している今現在、スイートピーとチューリップを活けていますよ💐）

さて、こちら👆は、ダイヤモンドリリーやトルコ桔梗とあわせた黄色のスプレーカーネーション。こうして真上から見ると、ブーケのような仕上がりですね。

素人なりに色々試してみて気付いたことなんですが、そこいらのスーパーやホームセンターで通年販売されているような花は、総じて初心者にも扱いやすい難易度の低いものが多い気がします。どんな花にもあわせやすい名脇役カーネーションは、その代表格。そんなに手間暇かけて過保護にしなくても、そこそこ長持ちしてくれる強い花なのです。

お次はベージュのカーネーションと赤紫のカーネーションに、ヒペカリウムをあわせたもの👆　うちにゴロゴロと在庫のあるジョージア（グルジア）ワインの陶器ボトルが、ちょうどいいサイズでした🍷

赤い実のヒペカリウムはこれが初挑戦でしたが、こちらもかなり長持ちしました。確か１ヶ月近く持ったと思います。

ベージュのカーネの方は、顔を近づけてよーく見ると、中の方が淡い黄緑で、花びらの先端にいくほど、くすんだピンクになっています。しかも光をあてると、花びらに細やかなラメが入っているようにも見えて、美しすぎるグラデーションでしたね✨　驚くべきことに、ダイヤモンドリリーやヒペカリウムが枯れた後にも咲き続け、一番長持ちしました。

こちら👆の紫系のカーネは、なんとハリケーンという品種名。名前にインパクトがありますね(^_^;)

一緒に活けている小ぶりの花（白い縁取りの赤黒い花）は、実はカーネーションではなくナデシコ（ダイアンサス）です。カーネーション自体もナデシコ科なので、やはりどこか似ていますね。

ちなみにナデシコの方の品種名は、ソネット・ブラックジャック。花サイズは小さいけど、ピリッと引き締め効果のある黒胡椒のような存在感です👍

お次は、濃い赤のカーネーション、ノビオドルチェネロです。私の中では、カーネーションは他の主役の花々を引き立てる名脇役、というイメージだったのですが、この品種は例外です。それ自体を主役として一種単独で活けてみたい！ と思わせる主張の強い花で、サイズ的にもかなり大ぶりでした。その上、何やら美味しそうな甘～い蜜の香りがするんです🍯

カーネーション界の魅惑の女王様、という印象ですね👑　非常に美しかった！👍

続いてこちら👆は、アンティグアという品種。ピンクとベージュの華やかなカーネーションで、こちらもかなり大ぶりでした。先ほどの赤とは違うタイプの香りですが、これまた非常～に香り高くて、吸い込まれるような甘い香りがするんです。

ただ、残念ながらこの花は、フラワーロス対策のディスカウントで販売されていたもので、通販業者からうちに届けられたときには、とうに見頃を過ぎていました💧　いつも到着後すぐに水揚げができるよう、新聞紙に包まれた状態で送られてくるんですが、その新聞紙の巻き方自体も、何やらいつもとは違う雑な印象で、外側の花びらの多くがボロボロになっていました。（←新米担当者がやったのかも？💧）

これではお花が可哀想😭 と思い、新聞紙を巻き直して二度水揚げをし、傷んだ花びらを念入りに取り除いた結果、どうにかこの姿になりました。でもやっぱり、鮮度が悪すぎて、すぐにダメになってしまいましたけどね。花持ちの良いはずのカーネーションがこんなに早くダメになるということは、よほど長い間店頭に残されていた古いものか、よほど劣悪な保管状態にあった花たちだ、ということでしょう。

何にせよ、最後にうちに来てくれて良かったとは思います💨　この頃には花オンチの私も、だいぶ切り花の扱いに慣れていたので、ギリギリまであれやこれやと救済措置を試みながら、面倒を見てあげることができました。お疲れ様、お疲れ様😌　←お花のホスピスか？笑

変わって、ケニアローズと一緒に活けているこちら👆の濃い紫のカーネーションは、コバルトスリルという品種です。コロンビアからの輸入品ということで、最初はちょっと不安がありましたが、いざ届いてみるとこの通り、非常に新鮮で状態が良く、丁寧に扱われていたのが一目にわかる端正なものでした。

そしてまたワインの陶器ボトルに活けてみたり、他の薔薇とあわせてみたり。シックな色合いのアレンジしやすい花なので、色々試せて楽しかったです。飽きさせないカーネですね👍

あと、花色は締まりのあるダークな紫なんですが、カタツムリの触覚のような躍動感のある真っ白なしべ・・が、どことなく動物的な印象を醸していて、意外なチャームポイントでした😍　ついつい話しかけたくなる雰囲気ですよ。

１ヶ月近く元気に咲いてくれたので、日々水切りを重ねるうちだんだん短くなって、最終的にはこういう背丈の低いアレンジに👆　お花丼の完成です（笑）

君たちも長い間よく頑張ってくれたね！　ありがとう！

📸最後にもう１枚、ブラックビューティーという品種の薔薇やダスティミラー（葉もの）とのアレンジ👆　これもプチブーケみたいな仕上がりですね💐

この子👆は、これまでに購入したカーネーションの中でも、一番思い入れ深い一輪です。近所のホームセンターで見つけてきた子なんですが、ヒマワリのように顔の表裏がはっきりした形状で、正面から見ると、逆にこっちも見つめられているような気がしてきます。目が合う度に話しかけずにいられない愛くるしい子でしたね。目なんて実際にはついていませんが（笑）👀

ただ、この子はホームセンターの店頭に並んでいた子ですから、鮮度がいまいちだったのか、あるいは私が何か失敗をしたのか、うちに来て２週間目ぐらいの段階で、がくにカビが生えてダメになってしまいました😭

これにはかなりショックを受けて、泣きましたね💦　まさにペットに先立たれたときのような悲しみ。ひときわ気に入って可愛がっていた贔屓ひいきのカーネでしたから。水族館のお気に入りの鮫たちと同じように、名前をつけてやろうかと思ったくらい。

長生きさせてやれなくて、ゴメンね～😭😫💦

さて、最後は、白いカーネに染料を吸い込ませたものと思われる薄紫色のカーネです👆　私のお気に入りのジョージアワイン、サペラヴィの陶器ボトルにて。

自然色ではないにしても、実に美しい色合いで、もうウットリでしたね💖✨

ただ驚いたのは、複数人の友人が、「あなたのイメージカラーは、まさにそんな色だよ」と言われたこと😲💧

「えっ！？　マジで？　私のイメージって、こんな爽やかなん？？？　漆黒とかじゃなくて？笑」と、思わずこちらからツッコミを入れてしまいましたね😅　よもやよもやのイメージギャップ！（←ちょっと意味が違う？💧）

皆さんの私に対するイメージも、たぶん漆黒とか暗めの灰色とかですよね？

……違う？？？💧💧💧

▲チューリップ（タイムレス、バレリーナ、ブラックヒーロー）とのワンショット📸

他者評価って、聞いてみなけりゃ分からんものですよね😅　自分では、何かと物臭で適当で大雑把なオッサンキャラで、人間嫌いゆえに心の狭～い冷淡な奴 ── と思っているんですが、人からはよく、几帳面で細やかで抜け目がなく、キャパが広くてサバサバしている、とか言われます💧　ホンマかいな？🤣

殆ど言葉を交わしたこともない初対面の人たちに至っては、出会い頭にいきなり私を指差して「自分、純真そうやな～！」と言ってきたり、「お嬢様でしょう？」とか「学生時代、クラスの人気者の優等生タイプだったでしょう！」とか「勉強好きそうやなぁ。でも運動は苦手だったでしょう？」とか「お父さんお母さんはあなたが可愛すぎて手放せなかったんじゃない？」とか「絶対Ｏ型！」とか「怒ったことないでしょう？」とか、全くもって的外れなことばかり言ってきます😓

……まあ、私は見た目と中身が真逆のギャップ王ですからね。結局のところ、中身よりも外見のイメージの方が圧倒的に人様の印象を左右するという良い例なのかもしれません💧

それって得してるじゃん、と思われるかもしれませんが、案外そうでもないですよ💧　損ばかりしているとは思わないけど、プラマイゼロかな、という印象😓

まず物書きとしては、性別からくる偏見と、おおらかそうに見える外見のせいで、トゲのないフワフワとした癒し系の作品ばかり書いているものと勘違いをされ、夢見心地で生易し～い家族愛やペット愛や恋愛ものばかりを想像されがち。なので、本当に私の書くようなクセの強い作品を好む人たちほど、「こんな正統派っぽい人がそんな切り口鋭い作品を書いているわけがない。どうせ好みに合わないユル～い作品ばかりだろう」と逃げてしまいがち💧

逆に、知り合いの好よしみで私の作品を読み始めた人たち（←大抵は副業で知り合ったばかりの同僚や上司、飲食店でたまたま出会った人など、友人未満の薄～い繋がりの知人）は、外見から期待した内容とは真逆の作風にショックを受けて、『こんなブラックで鋭い話を書く人だとは思わなかった！　見た目に騙された！』とでもいうように青ざめた顔になり、私を見る目が180度変わってしまったりする💧　（←大抵はめちゃくちゃ怖がられる😓）

また、文筆業とは別に、こんなケースもありましたよ。こちらの顔を見た瞬間に、妄想だけで人柄や生い立ちまでも決め付けて、『なんだ、このウサちゃん顔のユルそうな女は。どうせ実家を出たこともなく未だ親元でぬくぬくと甘やかされながら暮らしている世間知らずのお嬢様だろう。私に出くわしたのが運のつき。これを機に、いっちょ締めたろうやないか😎』というムードでギラリとこちらを睨み付け、いわゆる「いびり」を仕掛けてくる、という輩。

（ついでに言うと、常に男ものの靴と飾り気のない安物の服を着ているのに、こんな私の外見だけで瞬時に的外れな「物語」を妄想して、『いかにもお育ちの良い恵まれていそうなやつ👉世の中不公平だなあ💨』という発想で勝手に嫉妬し始めたり、それゆえに猛烈なマウンティングをし始めたりする輩にも、掃いて捨てるほど出くわしてきました💢　こちらに現実離れした菩薩のようなレベルの寛容さを期待して、一方的に好意を寄せては傍若無人に振る舞うストーカー気質の輩も、男女を問わず複数人いた👊💥）

……まあ、そういう手合いほど、蓋を開いてみれば本人が誰よりも甘ちゃんの世間知らず（井の中の蛙）だったりするので、先輩だろうが上司だろうが、最終的に痛い目にあって泣きを見るのは相手の方ですけどね A^_^;)　こちとら中身が狼ですから、やられっぱなしで済ませるようなお優しい存在ではありません💣（←過去に、従業員が次々に辞めていく原因になっていたパワハラ上司を、号泣させて退職に追い込んだこともある極悪人の鬼です σ😓）

── それにしても、ね。
顔は生まれつきだし（←生まれつきのものをどうこう言うのは、一種の差別でしょう）、普段（特に職場で）作品の中に見られるような鋭さを前面に出さないのは、むやみに人様にショックを与えて和を乱さないため、また一般社会や職場という場が、建前はどうあれ実際には個性や人間性などを求められる場ではなく、必要な役目（機能）を果たし周囲の求める在り方だけを演じるのが正解とされるシステマティックな場である、ということをわきまえているからです。自分らしさなんて剥き出しにするのは、社会においては邪魔になる突起物でしかなく、大人げのない不適合者のそれである、と見なされる常識を、経験でイヤというほど叩き込まれてきたから。

でも魂までは売らん。
仕事や他人の求めるところを演じるあまり、中身が空洞化してしまう人も少なくないが、脱け殻になっては小説など書けません。作品づくりは魂の活動だから。（別に定義で物事の在り方を縛り付けるつもりはないけれど、脱け殻になってしまったような人たちが、錆び付いていた魂を揺さぶられ、何かを取り戻すきっかけになるような存在が、まさに芸術や文学という作品ではないかと、個人的には思うから📚）

その思い一つで、己を保ってきたのです。
（今はもう作家という立場を放棄するつもりでいますが💧）

……ということで、結果的に二重人格のようにならざるを得なかったサイコ女ですが、それが何か？笑
裏表のないよう、普段から毒舌三昧で周りをビックリさせる方がよろしいですか？笑

（といっても、年齢とともにだんだん開き直って、所構わず素のまま振る舞うようになってきましたから、最近は少し言葉を交わしさえすれば、変な誤解をされずに済むようになってきましたけどね。お育ちが悪くてアクの強～い毒舌家であることが、秒で理解されるようになってきました。ドン引きされますが🤣）

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ああ、お花の話だったのに、途中から大いに脱線してしまいましたね🙇💦　私にはよくあることで、noteの皆さんはもう慣れっこでしょうけど😅

でもご安心ください！
お花の方は見た目そのままで、何の害もありませんから！　ギャップ王の凶暴な性悪女の私とは違って🤣

あ、ちなみに、上の画像👆の右側、カーネーションの隣に写っている個性派のお花は、ブラック・ヒーローという品種名のチューリップですよ。私の大のお気に入り！　今年もどこかで見つかるといいのですが。

ではでは、ブラック・イーブルによるカオスな活け花の記事、次回以降もお楽しみに！😁

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※プロフィール代わりの記事はこちら▼