苦手意識ってマジやばい
私は勝手に自分に呪いをかけがちだし、思い込みの沼から抜けられないタチなのだが、最近顕著にそれが明るみに出たって話。
デザイン事務所で勤務する中、制作にあたり得意なものと苦手なものがある。
WEBデザインは、コーディングが学び中なこともありものすごく苦手である。
グラフィックのように紙面で一旦終了せず、これから育てていく媒体だから使い勝手だとか、考える分量が非常に多いからである。
LPを作れと指示が出た。
はちゃめちゃに苦手である。
分量が少なくはないし、まとめ方を考えないといけないし、もともとその分野に明るくない為調べる作業が多くを占めるから、作業結果にわかりやすく反映されないため不安になった。
なかなか手がつかない。
他にも作業はあるので、すぐ出来るものからと進めていって後回しになる。
時間を目一杯使いたいという思いから、なるべく些細な作業は先に終わらせたかったので、まあ優先順位はいいとしよう。
いざ、制作だ、考える段だ、となった時「嫌だ、苦手だ。」が頭を占めて、なかなかうまくまとまらない。
でもこれでは進まないし、一生終わらないから無理矢理白紙のアートボードを埋める。
一旦形になるが、形を整えただけのフックもなく弱いデザインが仕上がった。
出来が悪いのは承知している。が、現状はこれが限界だった。
自分の中でこねくり回して時間食っても無駄と判断し、上司に見てもらう。
(最近、滞りそうだと思ったらこのように人を頼るようにしている。案を出来るだけ出して、選んでもらったりアドバイスもらって方向性やダメなところを早めに教えてもらうのだ。
新人だから出来ることかもしれない。が、結果早く良いものが出来たらいいから、頼れるものは頼る。)
ネチネチとご指摘を受ける。
LPを作ろうとするから見た目整った中身のないものが出来ている。セールスを形にしたら結果LPになるのが良いのだ、と。
確かに、と納得するし、メリットとカスタマーに向けたフックを繋げられてない事に気づく。
他のジャンルならば絶対意識してる事が出来てなかったのだ。
苦手意識ってまじでやべえなとその時思った。
盲目にしてしまうから、出来る限り持たないようにしたいなと。もちろん全部のジャンル興味津々で作業できたら、めちゃハッピーなんだろうが、残念ながらくそ新人の自分にはまだ難しい。せめてフラットに、全て等しく役割を果たせる中身のものを制作できたらと思う。
それと、案外作ってみると出来るものだ。
色々やってみて、周りに助けを出す事で苦手とするものも出来たりする。
とはいえ、やはり苦手意識を意識的になくす事は難しく、
今日もWEBの下層デザインを考えなければならず、めっちゃ仕事に行きたくない。
冴木
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?