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イチローが引退するタイミングで”何かのプロになる”ことについて考えてみた。

この本オススメ。

この本は簡単に言うと、この先食べていける人間になるためには、20代で100人に1人のスキルを1つ身につけて、30代でそれとは違う、100人に1人のスキルをもう一つ身につけようぜというモノ。

だって、2つのスキルを持っていたら、1/100×1/100=1/10000の価値ある人になれるでしょ?って訳です。


何かのプロになるには、1万時間使えばなれるという定説がある。逆を言えば、才能がない限りは、それだけの時間を費やさないと何かのプロになんてなれないってこと。だとしたら、その”何か”をいち早く見つけることの重要度は高い。

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わたしは昔から飽きっぽくて、何かと理由をつけて途中でやめてしまうことが多かった。それは”やめグセ”みたいなモノで、「今回もどうせ途中でやめてしまうんだろうな」と、自分自身への期待値もすでに低い。結局途中でやめる理由も、意外と地味で楽しさが見出せないってところなのだとは思う。


でも、嫌いなモノをわざわざ選ぶ必要もないけれど、絶対好きなモノでなければいけないこともない。それよりも重要なのは、そのスキルを身につけることで、”誰かの役に立てるのか”や”価値あることか”ということじゃないか?

わたしはこれからの時代に生きていけるようなスキルを、20代の時に得ることができなかった。20代が大事だったのに、それをないがしろにしてしまった。でも、まだ間に合う。

20代の人は、早いに越したことはない。何に時間を費やすべきかを考えて欲しいし、30代の人は、必死こいて死に物狂いでコツコツ努力を続けるしかない。


どうにもできないなら、諦めがつくけど、どうにかすることができるなら、後はやることだけやればいいんです。


最後に。
旅好きな人は特に共感してくれると思うのですが、人が旅に出る理由は、見たことないモノを見たいってところが大きいと思うんです。日本では禁止されていることが、外の世界では認められていたり、日本にはないような景色が広がっていたり、日本人にないような陽気さを持った人たちであふれていたり。例をあげようと思ったらキリがないけれど、そういう”何か違う”ことが価値になっている。

何が言いたいのかというとね、通知表でオール3取るなってこと。自分を標準化しないってこと。誰かと違うことが、価値であり、レーダーチャートでは綺麗な形を目指すのではなく、チャートの枠を飛び抜けた何かを作ろうよってこと。


どうでもいい人になっちゃだめ。普通でおさまっちゃだめ。迷惑はかけちゃだめだけど、わたしだけの価値を作ることが、この時代に求められていることのように思うのです。

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