パスポートをバックに投げ込んで。

ひさびさに朝まで飲み明かした今日は、彼が家の扉を開ける音で目が覚めた。お昼だった。


待ちに待った土日のスケジュールには、やりたいことを詰め込んでいて、仕事みたいにタスクリストにはtodoがびっちりになっている。でも、普段の仕事とは違って、ひとつひとつにワクワクとドキドキが溢れてて浮き足立ってしまう。
周りの人からしたら、大したことはしないけれど、自分の中では興奮を高めてくれるタスクばかり。（もはやこれはタスクとは呼べないのかもしれないなぁ。何か素敵な呼び方はないかしら。）

と、起きて早々、パスポートをバックに投げ込んで、家の近くのお気に入りのコーヒーショップに足を運んだ。朝（お昼だけど、今日のわたしにとっては朝）の目覚めの一杯のアイスコーヒーをいただきに。

お店は近所のマダムたちのたまり場で、自分のとこの旦那の話で盛り上がっている。それはいつも、聞いているだけで、本が１冊かけてしまうくらいの情報量だった。だから、音楽を聞く程で、耳にイヤホンをして、意図的にノイズをカット。「ノイズって言ってごめんね」と思うけど、本音だから仕方ない。

そして早々に、香港行きの航空券を予約して、会社に有給休暇の申請をした。

５月半ば、世間様とは少しばかりずれた”３日間だけのバカンス”に出かけてきます。

今年２カ国目は”香港”。香港は２回目だけど、２回目だからこそ感じられるものを楽しんできたい。香港は、前に訪れたときと何か変わっているのだろうか。