「知らなきゃよかった」は、本当?

またまた心を打たれたブログ記事かありましたので、紹介します。


灯台もと暮らし』代表の鳥井 弘文さんが書いているブログ。よく拝見させていただくのですが、言葉の選び方が秀逸すぎて、読むだけでいつも学びがある。

その鳥井さんの『一流を知ると不幸になる』という記事に心を打たれた。


いわゆる『知らない方が幸せだったかも』というものですよね。日常の中でこういうシチュエーションは意外と多いと思っています。わたしに限らず、わたしの周りでも。

例えば今寝ているベッド。寝心地が悪いわけでもないけど、旅行先の高級旅館のベッドで寝た日には、幸せとともに『自分の家のベッドの悪しきこと!』という気持ちが溢れてくる。知らなければ幸せだったんじゃないか?まさにこれです。

『違うことに気付ける』


これが大事なポイント。

高級旅館のベッドで寝ることがなければ、極端だけど、自分のベッドよりもいいベッドがあることを知らなかったかもしれない。そして何が具体的に違うのかを考えることもなかったのかもしれない。はたまた、こんなきっかけがなかったら、自分のベッドになんて見向きもしなかった。それくらい『いいものを知る』というのは、刺激を受けるもの。だから一流を知っている人には深みがあるのだと思います。


上を見れば見るほど、虚しさを感じることはあるけれど、努力で手が届く可能性があるのなら、努力、しちゃいますよね。じゃあやっぱり、一流を知れるってことは、結果的には幸せなことなんだと思う。

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