生きる力が一番強いのは、農家さん。

最近映画にハマり始めている。しかも、邦画。来週は今話題の『万引き家族』を観に行く予定。今週はそれを楽しみに頑張れそうな気もする。

今日も昨日に引き続きお休みだったから、Netfrixで『サバイバルファミリー』を観た。

突然、街中の電気がつかなくなって、大混乱が起こるっていう内容。電車も動かないし、水も出ない。

水を持っていれば、売ってくれと頼まれるし、盗まれることもある。そういう人間の姿を見て、今の私たちも同じ事態に陥ったら、今こうやって不自由なく生きていることが嘘のことのように思うんだろうなと思った。

そんな状態で、小日向さん率いる家族は、ある農家さんでお世話になるシーンがあった。家畜の豚を捌き、燻製にして食べる。畑の野菜を収穫して、漬物にして食べる。お風呂は薪を燃やして沸かす。電気なんて使わない。

そのシーンを見て、一番生きていく力を持っているのは、農家だと思った。

今私はシステム会社の営業。同じ状況になれば、ありったけの財産を銀行から降ろして、高騰した食べ物を買うのだろう。そして、お金も底をつけば、スーパーのものを盗んだりするんだと思う。

とても心配になった。

「今の仕事をしてて、生きていく能力を育てていけるのだろうか?」

なんのための仕事なのか。それをなんだかとても考えさせられたように思う。

農家になりたいとかそういう話ではなくて、なんのために働いているか。それを少し考えさせられる映画だった。

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