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希林さんの展示会が始まります。

いつものカフェ。私のとなりでは日本人同士が、日本語と英語を交互に繰り返して仕事の話をしている。単純にかっこいい。でもどうしてそんな会話の仕方をしているのか、まったく見当もつかない。


さてさて。とあるメディアで、ずっと申請をしていたライタープロフィールが、やっと承認されて、肩の荷が降りた。大したことは書いていないけど、ずっと意識の片隅にはあって、仕事中何度も”まだかなぁ”なんて気にかけたりしていた。やっと、わたしの中の”ライタープロフィール”というポストイットを外すことができて、すっきり〜!

そんな感じで、まだスタート地点に立ったばかりだけど、旅するように生きていく準備を半歩ずつではありますが、進めています。


***
そんな今朝は、樹木希林さんの展示会が、今日から始まることをお知らせしてくれていました。

もちろん展示会には行きたいけれど、今日はそれよりも、ニュースで流していた希林さんの言葉が胸に刺さってしまいました。

「健康な人も一度自分が、向こう側(病気になった側)へ行くということを想像してみるといいと思うんですね」


不謹慎かもしれないけれど、わたしも自分ががん告知されたことを少しだけ考えてみた。正直言うと、怖くて考えきれなかった。それくらい今の自分とはかけ離れた存在に思っているからなのだと思う。そんなこともないのだけれど。


でもきっと、彼らがやってくる瞬間というのは、きっといつでも突然で、私が準備をして、「さぁ、来い!」と言った時に来てくれるものではない。それは幸せの最中かもしれないし、どん底に落っこちている時かもしれない。

永遠は望まないけれど、やっぱり命は有限なんだと思い出しました。

命が燃えていつか消えるのだとしたら、今ちゃんと燃やせているのかな。ずっと弱火か中火くらいのエネルギーでしか生きていないように感じて、少し悲しくなってしまいました。

いつか灰になるときに、いや、ちゃんと灰になれるようなそんな生き方の洗濯をしていきたいです。

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