誰かに何かに必要とされることじゃ満たされない

いつの間にかスマホ依存症になっている自分に気がついた。いや、気がついたというよりも、もうずっと前から気がついてたし、認識してた。わたしはいつも、誰かからの連絡を待ちながら、誰かに必要とされたいと強く望んでいるみたいだ。強いと思っていた自分は、もうどこかにいなくなってしまった。


「傷つきたくない」


もう若いとは言えない年齢になってしまったから、自分で選んできたものを手放すことがとても怖い。「持ち続けたほうがいい」そういう人も多いんだろうしな。正直、今は迷いの森に絶賛迷い中。



今は明日の仕事を明るい気持ちで迎えられるかどうかさえ、わからないくらいくらい精神的にグラグラしているんだけど、人生にはこういうターニングポイントっていうものが必要だということに、長年生きているわたしにはわかっている。


今悩んでいるのは、仕事や彼のことや自分のやりたいこと。今のわたしの人生の何もかもだ。だから一つ一つ自分と向き合って、ちゃんと選んでいこうって、そう思ってる。


仕事にも恋人にも、わたしを必要としてほしいって思っていたけど、それじゃ満たされないんだってことは薄々気がついていた。だって、そんなの不安定じゃない。誰かにコントロールされる人生は嫌だ。
だからこれからは、わたしが愛せるものを見つけて、全力で愛したい。一生懸命になりたい。そういう自分が好きだ。


クライアントや恋人や好きな人に愛されないことよりも、自分がそれらを愛せないことの方が不幸だし、愛せるものに囲まれた自分の世界は輝いている気がする。愛されるよりも愛したいっていうKinKi Kidsの曲の意味が、今更分かった気がするよ。


あぁ、どこか遠くに行きたい。

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