日常を、アップデートする。
おととい台湾から日本へ帰ってきた。やっぱり何かが終わるというのは、終わるというだけで、その何かをより美化させてくる。”終わりがあるから美しい”とは、考えられた言葉だ。
そう、まさに今回も、台湾旅行中よりも旅行後の方が、断然「いい旅だった」と思っている。
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ひとりでいる分、考える時間も多くて、帰国後にやりたいことがたくさんできていた。
例えば、わたしはビールが大好きなので、「旅する国でその地のビールを紹介できたらいいな」と考えていた。そんなこと考えていた時に”ビアジャーアナリスト”という資格認定があることを知り、帰国前に申し込みをしていた。
でも、本申し込みは入金後だったので、正直とても悩んだ。
というのも、費用が”わたしの約1旅分程の費用”だったから。
でも、台湾から帰ってきた後に、「この思いつきは大切だ!お金は稼げる!」と自分に言い聞かせて、即入金。今は薄くなったお財布に感謝するほど、清々しい気分だ。
他にもトラベルライターとして台湾の記事を作った。今、編集部の担当者さんに確認してもらっているところだけど、無事通過できることを願っていて、返事が待ち遠しい。
他にも小さなタスクを消化し続けた。仕事のようにサクサク進めた。気持ちよかった。
台湾の旅行中、「自由に動けるのは2日しかない。だから、やれることは全部やりつくそう」と思いながら歩き続けていた。だから、見たことのないもの、味わったことのない味、体験したことのない場所に行って、何かを感じ続けていた。
”初めてのこと”は、やっぱりドキドキして刺激的だ。
と同時に、「今しか出来ないかもしれない」という気持ちを、今の自分の環境でも持って生きていけば、もっともっといろんな体験、経験、感情を得られる気がした。
普段、仕事に疲れて、「土日はゆっくりしたいわぁ」と思うけど、人生楽しくないともったない。人生は時間。時間を無駄にしてはいけない。
わたしにとって知らない場所へ旅に行くことは、”普段の日常の幸せに気づき、日常のアップデートをする”こと。
外の世界にたくさんの憧れを見つけて、自分の生活に取り入れる。
そうやって、自分自身の幸福度を上げる努力をしていくことを、今回台湾が教えてくれたような気がする。
あぁ、本当に台湾最高だった。また行きたいすぐ行きたい。
なんて、帰国後のわたしは、とてつもなく女々しく写っているんだろうなぁ。
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