期限付きって、それは一つの美学ではなかろうか?
母の兄が亡くなってから、1週間が経った。お葬式では、叔父さんを凌ぐ、たくさんの言葉で溢れていて、本当にたくさんの人に愛された人だったんだってことを、知った。
焼骨場で、骨になってしまった叔父さんを見たときに、大変不謹慎にも、「美しい」と思ってしまった。
終わりがあるから失うことが怖いし、
期限があるから、いいものを作ろうと思うのが、自然なんだ。
叔父さんだって、本当はもっと生きたかっただろうけど、終わりがあるから、辛い治療に耐えてやってこれたんだと思う。いつか終わりが来てしまうから生きたいと思うんだ。
そうだ。のんびりしてたら、いつか終わっちゃうんだ。
仕事のタスクに期限や納期があるように、今の自分の抱えている悩みや取り組みに期限をつけてみたら、絶対楽じゃないけど、最高な何かが待っている気がする。
旅するライターになろうと思って記事を書いたりしている。一方で本業は、しがないIT企業で営業をしている。その会社にこのまま居続けるべきかどうか迷い始めていた。
でも、このままズルズル悩んでいても、会社の人には失礼だし、自分自身にとっても全然良くない。
そんなときに、叔父さんのお葬式での出来事を思い出して、「わたしも、美しい人生を送りたい」って思った。失敗しないことじゃなくて、チャレンジする人生。期限を決めて、そこまでに一生懸命取り組んでみる人生。
そう思ったら、仕事を変えるってことにも期限をつければいいんだとわかった。
わたし、旅するライターも諦めませんけど、本職も充実させます。
転職活動、始めてみます。
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