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変わって欲しくないわけじゃないけれど、変わって欲しいわけでもない

わたしのお盆は、先ほど幕を閉じた。
今の家から実家が近いので、行くのも簡単だけど、帰るのも簡単。明日から仕事ということもあり、今日でわたしのお盆は終わりを告げた。

と言っても、別に大したことはしていない。酒盛りをして、みんなで邦画を2、3本観て、先祖のお迎えにお墓に行く。合間は兄の子どもと遊んでみたりしながら、最高にのんびりと充実した時間を過ごした。

実家から今の家は、そんなに遠くはないけれど、基盤は東京にあるから、何かと追われる日々を過ごしている。東京って、ほんと、わたしを急かしてくる。そういう場所だと思う。

でも、実家のある埼玉は、なんでこんなにものんびりできるんだろう。埼玉だからではないけれど、「そんなに急ぐ必要ないんじゃない?」って思わせるような雰囲気。それがいいのか悪いのかは正直わからないけど、わたしには、それも合っているような気がする。


でも、毎日通学路で走っていた道路の脇には、当時なかった家が立ち並んで、森があったところは、きれいに舗装されていた。母校の制服も当時のデザインとは違うし、地元に住む友達も家族が増えて、今ではわたしの知らない家族構成になっている。

懐かしいけれど、確実に昔とは違う。わたしの知っている街ではなくなっているのは確かだった。


変わって欲しくないわけじゃないけれど、変わって欲しいわけでもない。でも、変わらないと存続できないことってたくさんあるんだね。そのことを、とても強く感じたお盆だった。


よし!とにかくわたしは、旅して生きていけるように、変わっていくことにしますよ!

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